早稲田実(西東京)vs倉敷商(岡山)
2010年08月09日 阪神甲子園球場
早稲田実(西東京)vs倉敷商(岡山)
2010年夏の大会 第92回甲子園 1回戦
鈴木健介(早稲田実)
鈴木健介(早稲田実)、11奪三振完封
4年ぶりの甲子園、そして優勝旗奪還を目指す西東京代表早稲田実に対し3年連続岡山代表の座を射止めた倉敷商が対戦するこの試合、両チーム合わせて７安打と投手戦になった。
序盤は、倉敷商が2、3、4回と毎回安打で走者を出すものの早稲田実先発の鈴木健介に無得点に抑えらる。一方早稲田実も4回裏に3番安田権守がチーム初安打を放ったが、4番小野田俊介が併殺打に打ち取られ得点は出来なかった。
0－0で迎えた5回裏、倉敷商はこの回先頭打者の早稲田実6番菅井夏樹を内野の失策で塁に出すと、2死三塁から相手先発の鈴木健介に、右翼手の前にぽとりと落ちる先制打を許す。続く重信慎之介にも右越え三塁打で浴び2点を先制される。
後は、尻あがりに調子を上げた早稲田実先発鈴木健介の前に毎回の11奪三振、5回以降は5者連続三振を含む無安打と完璧に押さえられた。倉敷商は、鈴木健介(早稲田実)の前に犠打で相手投手にプレッシャーをかけチャンスを作る伝統の倉敷商野球をさせてもらえなかった。
（文＝高校野球情報.com編集部）
（撮影img11～31＝宮坂 由香）
