専大松戸vs流経大柏
![](/images/report/chiba/20100716001/photo01.jpg)
HRを放った重野(専大松戸)
専大松戸快勝!重野のツーラン!林田―上沢のリレーで流経大柏を圧倒!
物凄い晴天、そして強烈な陽射し、日焼けした腕がヒリヒリ痛むほどの真夏日となった本日。[stadium]千葉県野球場[/stadium]では三回戦の三試合が行われた。
その[stadium]千葉県野球場[/stadium]第三試合で対戦した専修大松戸対流経大柏戦。先発は流経大柏が背番号11の高橋、一方の専大松戸は注目の好投手上沢ではなくこちらも背番号11の林田が先発で試合開始。実力校同士の対戦、緊迫した接戦が予想された。
しかし一回裏
専修大松戸の攻撃、一死二三塁と初回から立ち上がりの流経大柏高橋を攻め立て、この場面で四番神宮がライト前へ二点タイムリーを放ち2-0と
専修大松戸
がいきなり先制。なおも続く五番の重野がレフトスタンドへ豪快に運ぶツーランホームランを叩き込み初回に一挙4点をあげる怒涛の攻めをみせ予想に反して流経大柏の高橋を試合開始早々に攻略した。
先発した
専修大松戸の林田、伸びのあるストレートを投げ込み五回まで流経大柏打線を相手にノーヒットピッチング。6回に流経大柏の4番中島にタイムリーを打たれ1点を返されるもその後エースの上沢につなぎそのままゲームセット、7-1で
専修大松戸が流経大柏を破り四回戦に駒を進めた。
この日投げた林田、上沢の両右腕は共に2年生、その他のレギュラーも大部分が2年生中心の
専修大松戸。
大黒柱エース上沢に加えて林田が上沢に負けない力のある球を投げ込み流経大柏打線を相手に好投を見せたことは今後の戦いに大きな意味を持つことだろう。また今年の春季大会から注目していた
専修大松戸の重野が豪快な一発を放てば、他の各打者ともコンパクトなスイングから鋭い打球を連発し今春より打撃力がアップしている印象を受けた。投打がしっかりかみ合い強豪流経大柏を圧倒した
専修大松戸、この勢いは止まりそうもない。
敗れた流経大柏、整列直後から堪え切れずに各ナインに涙があふれ出し、その後ベンチ前に膝まづいて号泣していたシーンが痛々しかった。くしくも昨年夏大準決勝対八千代東戦での敗戦直後と同じシーンをまた見守ることになった本日、実力校だっただけに悔いが残る敗戦となった。今秋以降の巻き返しに期待したい。
(文・撮影=国吉 辰一)
[:addclips]
[:report_ad]
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
流経大柏 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||
専大松戸 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
流経大柏:高橋、寺本、田代、中島-飯野 専大松戸:林田、上沢-大山
本塁打=重野(専)