浦和学院(埼玉2位)vs桐光学園(神奈川1位)
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南(浦和学院)
浦和学院、南がエースナンバーで完投勝利!
埼玉県2位の浦和学院と神奈川県1位の桐光学園の対戦となった。
浦和学院は埼玉県大会で背番号10だった南が背番号1をつけて関東大会、2回戦のマウンドに上った。
197cmの長身からの角度のある投球が持ち味だが、埼玉県大会では球が荒れ四死球で追い詰められることもしばしばあった。
その南は初回にエラーから1点を失うも、試合を通して2四球と安定したピッチングを見せた。
浦和学院打線も 桐光学園 先発の森を1回に捉えた。1番石田がレフトヒットで出塁すると、2番濱田のバントが内野安打となり続いた。この後、内野ゴロの間に1点をあげ、同点に追いつくと、さらに5番久保、6番石橋の連打で2点目を挙げ逆転に成功する。
1点差を追いかける 桐光学園 は5回に9番森のセンターオーバーのタイムリーで同点に追いつくも、すかさず6回に浦和学院の萩原大が勝ち越しのタイムリーを放ち3対2と再び1点差をつけた。
神奈川大会の準決勝・決勝でグランド整備を挟んだ後の終盤に逆転をしてきた 桐光学園 。この試合でもグランド整備の間に円陣を組み、気持ちを入れなおして終盤の試合に臨んだ。8回と9回のそれぞれで2者連続長打が出るなど得点のチャンスはあったものの、好投した南を打ち崩すことができなかった。
(写真・文=高校野球情報.com 編集部)
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