日川(山梨1位)vs銚子商業(千葉2位)
2010年05月15日 茨城県営球場
日川(山梨1位)vs銚子商業(千葉2位)
2010年春の大会 第62回春季関東地区高校野球大会 2回戦
古屋(日川)
日川高校、終盤の大逆転劇で銚子商業を破りベスト8進出！
茨城県営での第二試合は、山梨一位の日川対千葉二位の 銚子商業 との対戦。
先発は日川が背番号1の古屋、対する 銚子商業 は背番号1の加瀬。両投手とも右腕の技巧派サイドスローでありチーム投手陣の柱。各山梨、千葉大会で好投してきた両投手だけに好ゲームが期待された。
三回の表 銚子商業 の攻撃、4番の有馬がライトスタンドへツーランを放ち 銚子商業 が二点先制。その後五回にも椙山、篠塚の連続タイムリーで二点を追加し4－0。試合は五回を終わった時点で四点差、 銚子商業 がペースをつかんだまま試合は中盤から後半へ。
6回裏日川の攻撃、ここまでチャンスは作るものの 銚子商業 エースの加瀬、また 銚子商業 の堅い守りに阻まれ得点できずにいた日川。ノーアウト満塁のチャンスで7番椚がタイムリーを放ち4－1。さらに9番福島も続き4－2、日川が2点差に迫った。
しかし7回表の 銚子商業 、3番根本、4番有馬の連続安打でノーアウト一二塁のチャンスを作ると一死二三塁から6番椙山が貴重な二点タイムリーを放ち再び4点差をつけ6－2、取られた後だっただけに再度試合の流れを呼び戻したかに思えた。
しかしドラマは試合終盤8回に待っていた。ここまで好投をみせてきていた 銚子商業 加瀬をこの回日川打線が捕らえ1番奥脇のタイムリー三塁打等で一気に4点を入れ6－6の同点。ざわめくスタンド、さらにはずそうとした球を加瀬が悪送球、この試合はじめて日川が勝ち越し7－6とした。
9回日川のエース古屋がそのまま締めてゲームセット、終始 銚子商業 ペースで進んだ試合だったが、試合終盤日川打線が加瀬を捕らえ大逆転勝利、日川がベスト8へ進出した。
（写真・文＝国吉辰一）
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| 銚子商業 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | ||||||
| 日川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | X | 7 |
銚子商業：加瀬、平野－柳澤 日川：古屋－竹下
本塁打＝有馬(銚)
