千葉工業vs大多喜
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曳地(千葉工業)
千葉工業が接戦を制し! 二回戦に進出!
本日から千葉県大会がはじまり、6会場で34試合が行われた。県野球場 の1試合目、千葉工業 対 大多喜 の試合は前日の雨の影響で、6分ほど遅れてプレーボールした。
千葉工業 の先発曳地俊哉(3年)。右サイドから投げ込む直球は120キロ半ば。
スライダー、シュートを投げ分けて打たせて取る投球をする。曳地は三者凡退に抑えた。
大多喜 の先発篠田雄司(3年)。篠田は右スリークォーターから投げ込む直球は125キロ前後ぐらい。内外角の出し入れがうまい投手で、決め球として縦に大きく割れるカーブを投げる。篠田は先頭の磯山 優介(3年)にヒットを許すが、後続を抑えて、無失点。その後は両投手が無失点。
試合が動いたのは4回の浦。ワンアウトから4番木村 翔希(2年)がレフト前ヒット。5番の川島 隆司3年)もレフト前ヒットで続き、ノーアウト1,2塁のチャンス。そのあと、ツーアウト2,3塁となって、7番磯崎 光太郎(2年)がライトへぽ円ヒットでランナー二者生還。千葉工業 が2点先制した。
その後は両投手が好投。曳地はコーナーを丹念に突く投球で、 大多喜 打線を抑えていくと、篠田はアウトコースストレートの制球力が素晴らしく、見逃し三振を重ねていき、この試合で8奪三振を奪った。
そして9回の表、曳地が三者凡退に抑えて、千葉工業 が2回戦に進出した。
この試合は失策が曳地による牽制悪送球のみで、両チームが粘り強く守り、締まった試合展開となった。千葉工業 は少ないチャンスをものにした。 大多喜 は淡白な攻めが目立った。まず牽制で2度刺されたこと。そしてこの試合で 大多喜 のクリーンナップは計4安打。当たっていただけに、1,2番の出塁がなく、彼らの前でランナーをためられなかったのが痛かった。
(文=高校野球情報.com編集部)
(写真=国吉辰一)
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