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神戸国際大附vs関西国際大学Bチーム その他6試合

2010.03.19

高校野球の歩き方

第4回 神戸国際大附vs関西国際大学Bチーム 他6試合2010年03月20日

高校野球観戦数は年間300試合。
高校野球があるところなら何処へでもいってしまう高校野球パッカー・松倉雄太が練習試合のレポートや注目選手を紹介する「高校野球の歩き方」。いよいよ2010年もシーズンイン。選抜へ向けて調整しているチームを中心に今年も観戦が始まります。

【今回の注目選手】
岡本健 (神戸国際大附
日下翔太 (五条
小山純平 (関大北陽
北面(きたおも)成也 (市和歌山
前川恭兵 (阪南大高

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神戸国際大附9-0五條 3月08日

この日から練習試合が解禁。昨秋の近畿チャンピオン・神戸国際大附は奈良県五條市に遠征し、五条とダブルヘッダーを行った。しかし、注目の岡本健投手(3年)は、腰に張りを感じており登板を回避。青木尚龍監督は「昨夏の練習試合で1-0と苦戦した相手だったし、五条の田原(完行)先生にもよくしていただいているので、何とか投げさせたかったが・・・」と残念な様子。

打線はバットが振れており、快勝。「練習試合が始まったからどうこうではなく、今までやってきたことをできるかどうか確認できた」と青木監督。

一方の五条は左腕・日下翔太投手(3年)が目を引いた。「昨年よりも7、8センチ身長が伸びた」と田原監督が話すように、体つきは見違えるほど。フォームも良くなっており、夏へ向けて楽しみだ。

(球場:五条上野公園野球場)

【注目選手】
岡本健 (神戸国際大附
日下翔太 (五条

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花咲徳栄4-4関大北陽 3月12日

関大北陽は2月に田村丈投手(3年)を取材させてもらった。新納弘治監督に電話をすると、「昨日の育英との試合で投げたので、今日は投げません」とのことだったが、選抜出場校相手ということも伺った。

花咲徳栄はこの日午前4時に学校を出発、約8時間かけての大阪入りだったが、疲れ、も見せず、打線が活発で、エース五明大輔(3年)も秋より数段良くなっていた。

しかし、それ以上に目を引いたのが関大北陽の2番手で登板した小山純平投手(3年)。194センチの長身から直球は134キロを計

測。序盤好調だった花咲徳栄打線がパタリと止まった。新納監督によるとまだ公式戦ではベンチにも入っていない投手とのこと。変化球は腕が緩むなどまだまだだが、大学や社会人など卒業後も良い指導者にめぐりあえれば、大物になるかもしれない。

(球場:五条上野公園野球場)

【注目選手】
小山純平 (関大北陽

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大阪桐蔭2-5報徳学園 3月13日

選抜の抽選会が終わったあと、府内のグランドで大阪桐蔭報徳学園が対戦。大阪桐蔭・西谷浩一監督の要望で報徳学園は右の宮田雄生投手(3年)が先発。立ち上がり大阪桐蔭が先制したが、その後は投手戦に。大阪桐蔭の中野悠佑投手(2年)も好調で、報徳学園打線も中々得点できない。

しかし2-1と大阪桐蔭がリードした9回に試合が動く。桐蔭2番手・山中響佑(3年)から先頭の梛木隼摩(3年)が二塁打。これを皮切りに打者一巡で4点を奪って逆転に成功。その裏をエース・大西一成(3年)が抑え見事に逆転勝ちした。西谷監督は「さすが報徳。完敗です」と母校に敗れガックリという様子だった。 

球場:大阪府内のグランド

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中京大中京5-2市和歌山/ 中京大中京8-7徳島科学技術 3月14日

昨夏の優勝校・中京大中京 はこの時期恒例の中京大会で和歌山に遠征。
中京大会とは市和歌山・真鍋忠嗣監督が中心となり、中京大学出身の指導者が率いるチームを招いて県内の十数校がホスト校となる練習試合。佐賀のクロスロードin鳥栖と似たような感じか。

さて試合の詳細はスポーツナビのコラムに寄稿したいので、そちらを見ていただくとして、
この日、目を引いたのは市和歌山の北面(きたおも)成也投手(3年)。低めへの制球力が良く、6回を2失点と好投した。県内では智辯和歌山が圧倒的な戦力を誇る。市和歌山も昨秋2度対戦し完敗。しかしこの日の北面を見ると、智辯打線相手でも、あまり失点をしないのではと感じるほどだった。

球場:市和歌山グランド

【注目選手】
北面(きたおも)成也 (市和歌山


大阪桐蔭16-0阪南大高 3月15日

阪南大高・前川恭兵投手目当てに、11球団のスカウトが集まった。 
その前川は、立ち上がりから変化球が引っ掛かるなど、大阪桐蔭打線を意識しすぎたのか、昨秋のいきの良さが見られなかった。

一方の大阪桐蔭は中野悠佑、福本翼、山中響佑の3人で1安打完封リレー。
前々日の逆転負けの後、福本主将は長いミーティングを行ったということで、チームの雰囲気は本番へ向けて引き締まってきたようだ。

球場:龍間グリーンフィールド

【注目選手】
前川恭兵 (阪南大高

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神戸国際大附2-5関西国際大Bチーム 3月16日

ブームなのか今年は大学生と練習試合を組むチームが多い。東海大相模が東海大、日体大、横浜商科大と3試合を行い、広陵も広島修道大と練習試合を組んだ。
そしてこの日は神神戸国際大附が、関西国際大と対戦。
「夏の大会前なんかによくやってもらうんですよ」と青木監督。Bチームとはいえ、関西屈指の強豪と試合をする意義は大きいようだ。

試合は神戸国際大附が先制するも、関西国際大がすぐに逆転。後半は宮川真騎、原田広宣といった神戸国際大附出身の投手が後輩相手に登板した。

一方の神戸国際大附は腰に不安が残るエース岡本がこの日も登板なし。しかし、大川賢人(2年)、大田大和、宮内祐貴(3年)の3投手の目の色が変わってきていた。

球場:高砂球場

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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