試合レポート

桜美林vs堀越

2008.10.04

2008年10月05日神宮第二球場

桜美林vs堀越

2008年秋の大会　秋季東京都高等学校野球大会本大会　1回戦

桑田君（桜美林）

桜美林　投打がかみ合い、堀越を圧倒

５日（日）、神宮第二球場では桜美林―堀越の試合が行われた。古豪同士の対戦だけに緊迫したゲーム展開が予想される。

１回表から桜美林は堀越の先発小熊君の立ち上がりを攻める。先頭の横山君が俊足を発揮して内安打で出塁すると、２番大沼君は送りバントで１アウト２塁とチャンスを作る。このチャンスをものにしたのが４番の小笠原君。レフトまではじき返し、これがタイムリーヒットとなる。桜美林が早くも１点を先制する。

先制された堀越はその裏、１番の井上君がサード線に強烈な２ベースを放ち、チャンスを作る。しかし、ここは桜美林のエース嶋田君が後続の３，４番打者をきっちり仕留める。

桜美林はそつのない野球で追加点を狙う。２回表、この回先頭の７番川上君がセンター横へ２ベースを放つ。バントでランナーを３塁まで進めると、９番木村君の内野ゴロの間にあっさりと１点を加える。

坂口君（堀越）

４回まで２安打に封じ込められていた堀越打線だが、ようやく５回裏に反撃を始める。６番の小熊君、８番峰尾君のヒットで１アウト１，３塁のチャンスをつかむ。ここで、続く９番関谷君がライト前へタイムリーヒットを放ち、１点差。試合の流れはまだまだわからない。

１点を返された桜美林は６回表、３番桑田君、５番泉君のヒットで２アウト１，３塁の場面を作る。なんとか守りたい堀越であったが、ここでバッテリーがワイルドピッチを与えてしまい、１点を追加される。さらに、次の７回表には桜美林打線が爆発。１アウト２塁から、２番大沼君がセンターへタイムリーを放ち、３点差。さらに、５番泉君はヒット、６番浅見君は押し出しのフォアボールを選び、５－１。そして、７番川上君のセンター前に落ちるポテンヒットでランナーが２人帰り、７－１と点差をどんどん広げる。桜美林は集中打で堀越を突き放していく。

苦しくなった堀越だが、８回裏に３番高橋君、４番栗田君の連続ヒットでチャンスを作る。しかし、５番寺西君の強烈なライナーはショートの正面に。飛び出したサードランナーもアウトになり、堀越はこのチャンスでも点を加えることができない。

桜美林の先発嶋田君は制球力抜群の、安定したピッチング。堀越打線を１点に抑えた。結局、９回にも桜美林は４点を加え、１１－１で快勝。２回戦に進んだ。

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