体に必要な栄養素
第2回 体に必要な栄養素2008年09月16日
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食物に含まれる栄養素は「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル(無機質)」の5つに分けられ、まとめて五大栄養素と呼ばれます。
これらはそれぞれに大きな役割がありますが、その中でも体のエネルギー源になる「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」を三大栄養素とよびます。
栄養素の役割別にわけると次のようになります。
エネルギーの供給:炭水化物・脂質・たんぱく質、筋肉の肥大と骨格の強化:たんぱく質・ミネラル、エネルギー生産反応の円滑化:ビタミン、身体機能の調節:ビタミン・ミネラル・水・食物繊維
「アスリートのための栄養・食事ガイド」(日本体育協会スポーツ医・科学専門委員会)より
それぞれを車に例えると、「エネルギー供給」をする栄養素はガソリン、「筋肉の肥大と骨格の強化」をする栄養素はボディを作る金属、「エネルギー生産反応の円滑化」や「身体機能の調節」をする栄養素はエンジンオイルのような潤滑油の働きです。
どの栄養素も体には必要な栄養素です。
好き嫌いをしていませんか?選手に栄養セミナーをしていても「○○は好きだけど××は嫌い」という声をよく聞きますし、保護者の方からも「うちの息子はどんなに小さく刻んでも△△だけは絶対に食べないんですよ」と聞きます。好き嫌いをしてしまうとその食品に含まれる栄養素が摂取できません。今、好き嫌いがある人は一つずつ挑戦してみませんか。
そして三食しっかり食べ、しっかり栄養素を摂取することで体も大きくしていきたいですね。
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