試合レポート

関東一vs都府中西

2008.09.13

2008年09月14日　江戸川区球場

関東一vs都府中西

2008年秋季東京都高等学校野球大会一次予選　第13ブロック2回戦

先発した押久保君（関東一）

関東一　連覇へ好発進

１４日(日)、江戸川区球場での第１試合は関東一―都府中西。昨年の秋季大会、今年の選手権大会の覇者関東一が新チームで公式戦初戦を迎える。

序盤の１，２回、関東一は都府中西の先発鹿野君の立ち上がりを攻めることができず、無得点に終わる。逆に都府中西は２回裏、１アウトから５番安西君がラッキーなヒットで出塁。続く打者がバントで２塁にランナーを送り、チャンスを作るが、ここは関東一の先発押久保君が後続を内野ゴロに押さえピンチを脱する。

３回以降、関東一が本領を発揮する。３回表、１アウトから８番押久保君が出塁すると、９番北君はセンターへヒットを放つ。センターのエラーも重なり、１塁ランナーは一気にホームへ。関東一が先制点を挙げる。続く１番本間君はセンターへ犠牲フライを放ち、関東一はこの回２点を先取する。

関東一は４回表、先頭の４番宮下君がレフトポール際へホームランを放つ。５回表、先頭の押久保君がヒットを放ち、ノーアウト１，２塁のチャンスを作ると、１番本間君がセンターへタイムリーヒットを放ち１点を追加。さらに、相手の守備の乱れなどにより２点を加え、６－０とリードする。

渡辺君（都府中西）

関東一の攻撃はまだまだ終わらない。６回表、１アウト２，３塁のチャンスで９番北君がレフトへヒットを放ち、１点を追加。さらに続く１番本間君がきっちりレフトへタイムリーヒットを放つ。これで８－０。さらに、２番野村君の一二塁間を抜く２点タイムリーヒットで１０－０。完全に都府中西投手陣を打ち崩す。なおも、エラーと５番松田君のタイムリーも加わり、６回表を終えて１２－０と完全に試合を支配する。

反撃に出たい都府中西は６回裏、変わったばかりの関東一の投手井出君を攻める。１アウトから１番武山君がレフトオーバーの２ベースを放ち、得点圏にランナーを置く。そして、２度のワイルドピッチであっさり１点を返し、反撃が始まるかと思われたが、時すでに遅し。終始試合を圧倒した関東一が１２－１、６回コールドで初戦をものにした。

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