早稲田実業vs明星学園
![小野田君(早実東)](/images/report/tokyo/20080907003/photo01.jpg)
小野田君(早実)
早稲田実業、コールド発進!!
初回、明星学園は、先頭打者の三浦君がセンターへヒットを放ち、チャンスメイクする。2番斉木君が送りバントが成功し、得点圏にランナーを置き、クリーンナップへ繋いだ。3番佐藤君は、早実のエース小野田君の前に、三振に倒れ、続く4番関根君もセカンドゴロに倒れてしまい、先制点のチャンスを活かせない。
その裏、早実は1番大野君がヒットで出塁すると、続く2番土屋君の打席で盗塁を決める。2番土屋君は四球を選び、チャンスを広げる。3番鈴木君の打席で、早実の1、2番コンビはダブルスチールを決め、機動力を展開する。4番小野田君の打席で、パスボールで1点を先制する。しかしこの回は、明星学園の田村投手が踏ん張り、最小失点で切り抜けた。
2回裏、早実は先頭バッターの8番森君がレフトへソロホームランを放つ。続く武藤君は、四球で出塁し1番大野君のセンターオーバーのスリーベースヒットで生還する。更にサードランナー大野君も3番鈴木君のライトオーバーのタイムリーヒットで、生還し4-0とリードを広げる。
![田村君(明星学園)](/images/report/tokyo/20080907003/photo02.jpg)
田村君(明星学園)
明星学園打線は、2回、3回とエース小野田君の前に三者凡退に抑え込まれるが、4回に反撃のチャンスがやってくる。4番関根君が死球を受け、出塁すると、痛みを堪えながら盗塁成功する。続く5番田村君も四球で出塁し、2死1、2塁のチャンスを迎える。しかし、6番宇田川君が内野ゴロに抑えられ、あと一本が出ない。
一方、早実は、4回裏、打者9人の猛攻で4点を奪い、8-0と大量リード。試合を決定づける。
試合はその後、早稲田実業が5回裏に2点を追加し10-0とコールド勝ちを収めた。2回戦へ駒を進めた。
明星学園は、得点圏にランナーを進めるなど見せ場を演出したが、9死四球と5エラーと、守りから乱れたのが勿体なかった。
反対に早実は、6盗塁と足で稼ぐ起動力野球を展開した。中でも、1、2番コンビが3盗塁と好機を演出した。また、8番に座る森君の一発は早実にとっては好材料。1年時からクリーンアップを務めるなど、期待されている打者なだけに、今後の活躍に期待したい。
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