試合レポート

八王子実践vs拓大一

2008.07.17

2008年07月15日府中市民球場　4回戦

八王子実践vs拓大一

2008年夏の大会　第90回全国高等学校野球選手権記念大会　4回戦

松井君(八王子実践)

シーソーゲームを制し、八王子実践勝利！！

本日、府中市民球場で行われたカードは、拓大一ｖｓ八王子実践の対戦カード。両校とも、暑さに負けない応援団と共に、全力でプレーを行っていた。

試合は2回裏、八王子実践 4番豊田君が、一、二塁間を抜けるヒットで出塁すると、6番松井君が、レフトオーバーの2塁打を放ち、早くも先制点を挙げる。更に尚も、1アウト2塁で、7番鈴木君がライトへヒットを放ち、1，3塁とすると、8番藤井君のショートゴロの間に、ランナーがホームに返り、この回0－2とした。

対する拓大一も、5回表、2アウトから1番渡邉君の二遊間のヒットで出塁すると、打線は繋がり、2番太田君もレフトへヒット、3番森本君の打席でも、右中間の3塁打を放ち、この回2－2の同点とする。

同点とされた八王子実践は、その裏、8番藤井君が左中間の2塁打で出塁すると、続く9番奈良君も、ライトへヒットを打ち、すぐさま逆転2－3に成功した。

6回同点打を放つ9番井上君(拓大一)

しかし、拓大一も粘る。6回表、この回先頭バッターの5番高橋君が、ライトへ2塁打を放ち、進塁すると、6番大田君は、見事に送りバントを成功させ、1アウト3塁のビックチャンスとする。このチャンスに7番森本君が、しっかり犠牲フライで得点を挙げ、６回で、3－3の同点と追いついた。追いつかれた八王子実践は、7回裏、8番田中君が、左中間に2塁打を放つと、1アウト2塁と、一気に得点圏内へランナーを進塁させると、続く9番井上君にもレフトへのヒットを放たれ、1アウト1，3塁とさらにチャンスを広げる。そして、このチャンスに、1番宮本君が、ライトへヒットを打ち、この試合、3度目の勝ち越しに成功。

拓大一打線は、その後、 8回からマウンドに上がった、八王子実践10番関根君に8回9回を三者凡退と、完璧に抑えられて、得点を挙げることは出来きずに終わり八王子実践が5回戦へと駒を進めた。

シーソーゲームを見事勝利で飾った八王子実践が、今後どこまでこの粘りを見せられるかどうかが、今後の楽しみである。

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