試合レポート

二松学舎大付vs都葛飾野

2008.07.16

2008年07月17日神宮球場　3回戦

二松学舎大付vs都葛飾野

2008年夏の大会　第90回全国高等学校野球選手権記念大会　3回戦

京屋君(二松学舎大付)

二松学舎大付、シード校・都葛飾野を下し４回戦進出！！

第４シード都立葛飾野とノーシードではあるものの強豪校の二松学舎大付の試合は初回から目が離せない展開となった。

都立葛飾野の攻撃は１番村川君のセンターへのヒットと２番奥田君の犠牲バントで得点圏にランナーを進め、その後２アウトとされるも４番のライトオーバーの２塁打を放ち、早々と先取点を奪った。

先取点を奪われた二松学舎大付も１番岩谷君と２番石墳君の連続ヒットでチャンスメイクすると、４番井上君がレフトへのタイムリーヒット、続く島本君もレフトへ犠牲フライを放ち、一気に試合をひっくり返した。

追いかける形となった都立葛飾野だったが、二松学舎大付の背番号１・京谷君が切れのある変化球でピンチの芽を摘み取る好投を見せ、都立葛飾野は得点機を作ることが出来なかった。反対に二松学舎大付は都立葛飾野のピッチャー稲垣君の前に初回以降もヒットは出るものの最後の一本が出ずにチャンスを逸していた。

豊岡君(葛飾野)

試合が展開を見せたのは５回、二松学舎大付の攻撃。この回先頭の２番石墳君のレフト前ヒットで出塁し、３番桶口君の犠牲バントと４番井上君のこの試合猛打賞となるセンター前へのヒットで１アウト１，３塁とチャンスを広げる。続く５番島本君はレフトフライに打ち取られたが、この日まだノーヒットの６番京屋君がレフトスタンドへ突き刺さるスリーランホームランを放ち貴重な追加点を上げた。

更に二松学舎大付は６回にもフォアボールで出塁した９番佐藤君を１番岩谷君がライト線へのタイムリー二塁打で１点を加点し、リードを広げた。都立葛飾野はセンターを守っていた豊岡君をこの回途中からマウンドに送り、なんとか、この回の失点を最小限に抑えた。

その後、豊岡君は無失点の好投を見せたものの、二松学舎大付は８回から京谷君から小野田君へと継投し、小野田君は８，９回で３三振を奪い、完璧に抑え勝利。二松学舎大付がシード校・都葛飾野を下し４回戦進出を決めた。勝った二松学舎大付は次戦、土曜日に豊島学園と対戦する。

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