藤沢西vs相洋
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価値ある勝利!藤沢西!!
今年もいよいよ神奈川の熱い戦いが始まる。今年は90回記念大会。怪物・松坂が神奈川を圧巻してから10年。どんなドラマが待っているのか楽しみである。開会式を無事に終え、いよいよ第一試合となる。南神奈川のオープニングゲームは相洋と 藤沢西 の試合が行われた。蒸し暑く、会場全体のお客さんが、団扇やタオルで暑さを凌いでいた。グランドでの選手は、もっと熱気を感じていただろう。このような天気、試合展開も白熱したものとなった。
試合は5回まで、お互い大きなミスも無く、比較的早い展開であった。だが、試合の流れは、藤沢西 の攻撃で突然熱い試合内容に動いた。この回、先頭バッターである、8番杉崎君が、レフトに2ベースヒットで出塁すると、9番武藤君は、送りバントを決め、ランナーを三塁へ進めた。この1アウト3塁のチャンスの場面、1番湯川君は四球を選び1塁に進む。続く2番打者は、アウトに沈んだ。だが、依然2アウト1,3塁と絶好の得点チャンスであり、続くバッター3番町田君が、タイムリーヒットを放ち、0-1と先制点を奪った。
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古屋君(相洋)
藤沢西 は、7回裏にも、9番武藤君が、デットボールで出塁すると、1番湯川君が、1,2塁間を抜ける、ヒットでランナー1,3塁のチャンスに拡げた。続く2番藤井君は、セーフティースクイズを決め、1点追加し、なおも1アウト1,2塁と、チャンスで繋いだ。3番町田君は、続く打席をファーストゴロとして、倒れるものの、ランナーは2,3塁と進み、2アウト2,3塁とチャンスを拡げた。そして、この絶好の場面4番吉田君は、ライトにヒットを放ち、ランナーを二人返し、0-4とした。
対する 相洋は、大応援団の前で、維持を見せた。8回表、2番千葉(昂)君、3番山田君が続けて、出塁すると、4番矢幡君は、レフトへヒットを放ち、1-4と1点返すと、なおも5番宮川君が、フォアボールとなり、ノーアウト満塁とチャンスは、続いた。しかし、続く打線が、連続してアウトになってしまい、 2アウト満塁になってしまう。だが、8番平牛君は、センターへのヒットを放ち、遂に3-4と点差を縮めた。
このまま 相洋が、逆転するのかと、思われた試合であったが、猛追もここまで。藤沢西が初戦を飾った。だが、今大会の第1試合に相応しい、好カードであり、今後の多くの球児たちの刺激と、なったことであろうと、感じた。
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