国士舘vs世田谷学園
2008年04月19日 神宮第二球場 第1試合
国士舘vs世田谷学園
2008年春の大会 春季大会 本大会 準々決勝
完投した丸山君（国士舘）
9回の逆転劇！！
本日第一試合は、先週２ＨＲと打線好調の国士舘ｖｓここまで順調に勝ち上がってきた世田谷学園といったカードになった。
まず、先制したのは、世田谷学園。1番茶原君が、内野安打で出塁すると、盗塁も成功し、ノーアウト2塁とする。そして、2番増田君は、左中間に抜けるヒットを放ち、早くも世田谷が、一点を先制する。
対する国士舘も、この回、先頭4番井上君が、1塁線を鋭く抜ける2塁打で出塁すると、ピッチャーのワイルドピッチも重なり、ノーアウト3塁とした。そして、5番原島君が、センターへしっかりヒットを放ち、１－１の同点とした。
さらに６番布川君は、フォアボールで歩き、ノーアウト1，2塁となる。次のバッターは、倒れるものの、8番高柳君は、デットボールで歩き、1アウト満塁のチャンス。そして迎えるバッターは、9番ピッチャー丸山君。丸山君の打球は、ショートの敵失がからみ、1点を追加し、２－１と逆転に成功した。
だが、世田谷学園も、この回の裏に再び3点を追加し、２－４と再び勝ち越しに成功する。
試合は、8回国士舘が、1点を返し３－４と盛り返したが、国士舘が１点ビハインドといった試合展開で、最終回を迎えていった。
先発した茶原君（世田谷学園）
しかし、このまま試合は、終わらなかった。ここまでノーヒットの丸山君が、レフトへの２塁打を放ち、出塁し、チャンスを作ると、続く１番北川君は、バントを失敗してしまうが、相手のミスなどで、なんとか２アウト１，３塁とした。そして、このチャンスに迎えるバッターは、頼りになる４番井上君。
ここで世田谷学園バッテリーが、ワイルドピッチをしてしまい、思わぬ形で、４-４同点となった。猶も国士舘は、２アウト１，３塁のチャンス。このチャンスを５番原島君が、１塁線を抜けるヒットで、逆転とする。そして、再び世田谷学園バッテリーにワイルドピッチがでて、１点を追加し、６－４となった。
誰もが考えもし得なかった、逆転劇。世田谷学園としては、何としても守り切りたかった場面での失点であった。
結局、試合はそのまま国士舘が勝利し、準決勝へと駒を進めた。
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| 国士舘 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 6 | ||||||
| 世田谷学園 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
国士舘：丸山 – 井上 世田谷学園：茶原 中谷 馬場 藤井 – 岡本
