青山学院vs都雪谷
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シートノックをする(青山学院)
延長12回の一撃
4月6日 府中市民球場にて、第二回戦の第1試合が、行われた。本日、一回戦は、平成15年に、甲子園出場にした都立雪谷高校vs昨秋、東京ベスト16に入った青山学院のカードとなった。
この試合は、序盤から投手の制球力を欠く意外な試合展開でスタートした。初回、都立雪谷の攻撃。1番小杉君、2番里見君が、フォアボールで、出塁すると、3番森山君もバントで、ピッチャーのフィルダーチョイスを誘い、一気にノーアウト満塁とした。そして、次のバッター4番栗山君が、三遊間を抜けるヒットを放ち、早くも2点先制し、2-0とする。
青山学院ピッチャー小田君は制球が定まらず、再び、フォアボールを2者連続で与えてしまい、押し出しの1点も与える結果となった。結局この回、都雪谷は3点を先制し青山学院は、初回から苦しい試合展開に。
一方、都立雪谷のピッチャー坂本君も同じく制球が定まらない。1回裏、青山学院の攻撃、1番入江君が、フォアボールで出塁すると、2番宮田君も、ワイルドピッチによって、出塁すると、3番小原君がバントを上手く成功させ、1アウト2,3塁と絶好の得点チャンスとする。そして、4番小田君が、セカンドゴロで、倒れる間、3塁ランナーが帰り、3-1とした。ピッチャー坂本君は、続くバッター二人も、フォアボールで歩かせてしまい、2アウト満塁となる。ここで7番川瀬君は、しっかり、センターに痛烈なライナー性のヒットを放ち、一気に二者を返し、同点とし、続くバッターも、フォアボールで、塁へ歩き、9番黒川君は、レフトの前に落ちるヒットをしっかり放ち、初回で3-4と逆転した。
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12回を投げた坂本君(都雪谷)
序盤から、慌ただしい試合展開となったこの試合、2回表も、まだ調子が戻らない、青山学院のエース小田君は、サードのエラーで、出塁を許してしまうと、続く3番森山君に、レフトへヒットを放たれ、4番栗原君には、デットボールを与えてしまい、再び1アウト満塁に。そして、5番坂本君は、ショートゴロに抑えるものの、その間に、1点取られ、4-4と振り出しになってしまう。
しかし、この後は両投手ともに、制球力は徐々に良くなり、試合はこう着状態に。
試合が動いたのは5回裏、青山学院は、2アウトから、小原君、小田君と塁に出ると、5番渡邊君が、センターにヒットを放ち、再び、5-4と、逆転に成功した。
だが、雪谷も7回表に同点とし、試合は、そのまま延長戦へ突入することになった。
そして、延長12回裏、3番小原君がフォアボールで塁に出ると、バント、ワイルドピッチなどで続く。ここで雪谷ベンチ側は、満塁策にとる。だが、それが裏目となり、7番川瀬君によって、決勝タイムリーを放たれてしまい、試合は、終了した。
長い接戦を制した、青山学院が3回戦の駒を進めた。
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