2011年10月02日 松江市営球場

大社vs浜田

2011年秋の大会 平成23年度秋季島根県高校野球大会 決勝
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完封勝利をあげた水師(大社)

背番号10の存在感

 効率良く攻めた大社が、20年ぶり6度目の秋の県の王者に輝いた。
ここのところ、今夏の県代表だった開星をはじめ、立正大湘南、石見智翠館など、私学が優勢だった島根県。だが、決勝戦で顔合わせしたのは、ともに伝統のある公立校同士。両校とも、中国大会行きは決定しているものの、なんとしても頂点を狙いたいところだったが、先発マウンドに立った浜田芦谷 央貴は、2回に3本のヒットを集められ、いきなり3点を失った。3回からはエースの村川 翔太に早くもスイッチした。

対する大社の背番号10の水師(みずし)敏樹は、やや荒れながらも要所でスライダー、シンカーを低めに集め、6回まで毎回走者を置きながらも、丁寧なピッチングを披露していた。

「1イニングずつ全力でいくつもりで投げました。後ろに2人の投手がいるので、思い切り投げられました」。
優勝を決めた後、笑顔をこぼしながらこう振り返った。

昨日の準決勝の石見智翠館戦で、背番号11の片山 翔太が1失点完投勝ちしたことも刺激になった。ブルペンではエースの渡邊聖人も序盤から準備をしていたが「自分が最後までいく」と、譲れない気持ちで粘投した。

昨秋もチームは中国大会に出場し、背番号16をつけた水師は初戦の総合技術戦で先発。序盤の2回はまずまずのピッチングを見せたが、3回に2点を失いチームは敗れた。迎えた冬からは徹底的に走り込みを重ねた。「(水師は)何も言わなくても勝手に走っているし、努力家なんです」と、板垣悟史監督。体重が3キロアップし、ストレートも走るようになった。だが、この秋の背番号は2ケタ。経験豊富な左腕だが「1番をつけたい気持ちはありますが、マウンドに上がれば背番号は一緒なんで」と、多くを語らない。それでも、今日のマウンドでは1球1球に力をみなぎらせていた。

この日、誰よりも大きく見えた背番号10。「ひょっとしたら(中国大会で)背番号が変わるかもしれない」と、指揮官は“昇格”を示唆したが、水師にはセンバツを目指す階段だけしか見えていない。
「中国大会では、インコースを強気で攻めてひとつずつ勝ちたいです。勝ち進んでも、1人で野球をやらないようにすることだけです」。
そう言って、最後は兜の緒を締めた。

(文=沢井 史)

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応援メッセージ (4)

大社20年ぶり、おめでとう!浪速野球道 2011.10.06
優勝おめでとうございます。
今年の夏、大阪で試合を拝見しました。
打撃が素晴らしいチームという印象です。
この勢いで、中国大会も頑張ってください。
大社おめでとっ応援団 2011.10.05
うちの野球部応援してます

おめでと!!
社高野球部大好き!!
大社おめでとう!熱闘甲子園 2011.10.03
20年ぶりの秋季大会優勝、おめでとう!
浜田頑張れ!イ・スンヨプ 2011.10.02
あきらめなければ勝てる!!

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