南保 良太郎選手 (星稜)
短評
この夏、石川大会で5本塁打を放ち、急成長を見せたスラッガー。この夏は長打力が注目されているが、強肩とスピードを兼ね備えた三塁守備と俊足が魅力の選手だ。 試合レポートから抜粋 南保は選抜では1番打者として出場。当時から快打が光っていた選手だったが、夏にかけて長打力が大きく伸びた。1本目のホームランは、やや真ん中低めのスライダーを振り抜き右中間へ本塁打。ボールを手元まで引き付けてかち上げるスイングはまさにスラッガーそのもの。 7回裏、南保の2本目となった2ランは内角に入ったカーブを逃さず、本塁打にしたものだった。ひじをたたむのが実にうまく、最短距離で振り抜いて本塁打にできていた。金属バットとはいえ、続けて本塁打にできるのは高い技術がなければ実現ができない。完全にスラッガーに脱皮したと思わせる当たりだった。 そしてクライマックスは8回裏だ。南保がまたも内角ストレートを逃さず、3本目となる2ラン。これで石川大会で5本塁打となった。
更新日時:2018.08.05