角館史上、最も長い夏へ!エース小木田敦也(角館)がノーヒットノーランを達成
小木田投手がノーヒットノーランを達成!!
小木田 敦也投手
7月22日、角館の小木田敦也投手が、秋田大会準々決勝の能代松陽戦でノーヒットノーランを達成した。
2年前の2014年に、初の甲子園出場。小木田投手は、1年夏からベンチ入りをしていた。少しずつ実力を身に付け、今や最速147キロ右腕へ成長した。
公立では大所帯といえる70人の思いを背負う存在として大活躍する小木田投手。大会前、小木田は自分のウリを「速球と変化球で打ち取り、ここぞという場面で三振を狙って取るピッチング。そして、勝負強いバッティングを見てほしいです」と語ったが、まさに大黒柱に相応しい活躍。
2回戦では秋田南戦で1失点完投勝利。3回戦では優勝候補と目される明桜相手に、延長11回を投げてわずかに3失点に抑える好投。県内屈指の破壊力を誇る明桜は、東北大会でも140キロ級の速球投手に対しても、しっかりと振り抜いて強打を見せていた。小木田投手はこのチームをわずか3点に抑えたことで自信に持ったのか、中2日のマウンドとなった準々決勝の能代松陽戦で躍動した。
これで3試合連続完投勝利となった小木田投手。夏へ向けての意気込みをこう語っていた。
「夏に向けしっかり準備をしてきました。高校野球の集大成として、ベンチから外れてしまった仲間たちの分まで、目の前の試合を全力で戦い抜きたいです。優勝することは僕たちの最低条件の責任・義務だと思っています」
連戦が続く中、小木田投手は快投を見せられるか。チームの目標は、「角館至上、最も長い夏」。本日の準決勝では小木田投手だけではなく、チーム全体の底力が試される試合になりそうだ。
【秋田大会の結果】