【愛知】準々決勝4試合開催!享栄、中京大中京が誇る大型左腕に注目<春季大会>
中井 遥次郎(中京大中京)、モイセエフ ニキータ(豊川)
2024年春季の第74回愛知県高校優勝野球大会は28日に準々決勝が行われる。夏のシード権を獲得した8チームによる頂点をかけた戦い。対戦カードは以下の通り。
28日
<熱田愛知時計120スタジアム>
①東邦-中部大春日丘
②日本福祉大付-中京大中京
<岡崎レッドダイヤモンドスタジアム>
①享栄-西尾東
②豊川-至学館
センバツに出場した豊川は2試合連続のコールドで勝ち上がってきた。打撃陣が2試合連続2ケタ安打をマーク。特に集中攻撃でのビッグイニングを作る強さを誇っている。センバツで1発を放ったモイセエフ ニキータ外野手(3年)の1発が飛び出すかにも注目される。
享栄は小山 隼和投手(2年)が2試合連続完投と絶好調。豊田大谷戦で1失点完投勝利を手にすると、誉戦ではわずか2安打に抑えての完封劇。2試合でわずか1点しか取られていない。すでにプロのスカウトも注目する左腕の投球からも目が離せない。
中京大中京では、1年生の時から注目されてきた左腕・中井 遥次郎投手(3年)が好調で、ここまで2試合に先発して12回で3失点。最終学年に入り、夏に向けても調子を上げてきている。
昨年秋優勝しセンバツに出場した愛工大名電なき今大会。秋に準優勝した豊川か、昨年春を制した東邦が頂点へ駆け上がるのか。それとも雪辱に燃える享栄、中京大中京の実績組か。はたまた、勢いに乗るその他のチームが勝利をつかむのか。愛知の春の頂点をかけた戦いは最終局面を迎える。
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