角谷 幸輝選手 (専大松戸)

角谷 幸輝

球歴:専大松戸

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:170.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

寸評

 2年生ながら実戦経験豊富な左腕投手。原嵩とともに活躍の期待がかかる左腕である。  左スリークォーターから投げ込む直球は常時120キロ後半(最速132キロ)を計測。際立つキレは特にないが、両サイドへしっかりと投げ込む投球が出来ている。ただ高めに浮くことがあり、それを見逃さず、振り抜かれやすい。変化球は100キロ台のカーブ、110キロ台のスライダー、110キロ台のチェンジアップ。緩い変化をするボールが多く、打ち気を逸らして内野ゴロに打たせて取る投球が彼の持ち味。  ただこれは手が出ない強いボールと言うのが少なく、打者からすれば、粘って、粘ってアジャストをしやすい。突出した球速は無くても、鋭い内角攻めで台頭した金子大地のように何か打者にこれは手が出ないと思わせるストレートなり、変化球を習得してほしい。 (投球フォーム)  ワインドアップから始動し、右足を高々を上げながら、左足の膝を適度に伸ばしバランス良く投げることができている。右足の膝を一塁方向へ伸ばしていきながら、重心を少しずつ下げていき、一塁側へ踏み出す。右腕のグラブを斜めに伸ばしながら、テークバックは内回りの旋回をしていきながら、トップを作り、右ひじをしっかりと上げる。そこからリリースに入る。打者寄りでリリースすることができており、球持ち自体は悪くない。  投球フォーム自体はまとまっているので、あとは強いリリース・腕の振りが出来るように、しっかりとトレーニングを積んでほしい。 
更新日時:2014.08.25

将来の可能性

 新チームの左腕と言う基準で見ると制球力、球速、変化球の精度も高く、秋では抑えられる投手。ただ甲子園を目指すとなると、まだストレート、変化球の精度において強いイメージを植え付けられるような強いボールはない。無難に抑える制球力が高い左腕に良くぶつかる壁ともいえるが、何もかもストレートのスピードを上げろというわけではなく、攻め方次第で、ストレートを速く見せることができる。そういう巧さを身に付けながら、体力面を強化し、見違えるように成長したと思わせる活躍を見せてくれることを期待したい。
更新日時:2014.08.25

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