小山台・伊藤優君

夏の準々決勝再戦
延長の熱戦は岩倉が投手戦制して小山台を返り討ち

 夏の東東京大会準々決勝(2012年07月24日)で当たったカード。ちなみに、その時には序盤に岩倉が、確実に走者をバントで進めて、いずれも犠飛で帰すという手堅い攻めを生かして、2対1で逃げ切っている。

 それから2カ月半、新チームとなって再びあいまみえることとなったのだが、お互いの指揮官はこの試合もロースコアの展開になることは予想していた。それだけに、少ないチャンスを上手に生かして先制をして逃げ切りたいというのが、どちらも描いていたことであった。

 その先制機がいきなり、初回の都立小山台に訪れた。1死後宮田君がレフト前ヒットで出ると四球を挟んで、久保田君もセンター前に打って先制かと思われた。しかし、二塁走者は三塁で止まってしまった。試合後、福嶋正信監督が、残念がったシーンでもある。
 2回も都立小山台は先頭の田邊君がセンター前ヒットで出るも、後続がなかった。また、岩倉も1~3回は死四球で走者は出しているものの、安打は出ないで得点にはつながらなかった。

 こうして、お互いがスコアボードに0を並べていくことになったのだが、気がついてみたら岩倉は6回を終えたところでノーヒット。都立小山台の1年生右腕の伊藤 優君の切れ味のいい投球に差し込まれていた。オーソドックスなオーバーハンドだが、安定したフォームで制球もよく、しっかりと押さえていた。
 ただ、都立小山台打線も3回以降は安打か出ず試合は膠着(こうちゃく)状態となった。岩倉の小串君も、体は大きくないが投球の上手さは光る好投手だ。

 岩倉は7回に4番森山君がチーム初安打を放ち、犠打失策も絡んで1死二、三塁として絶好機を迎える。しかし、スクイズをかわされて森山君が三本間でタッチアウト。好機を潰した。