大東大一が2戦連続コールド勝利!小技も決め、都大会へ収穫あり



8点目のスクイズを決める山下 大輝(大東大一)

<春季都大会1次予選:大東大一10ー1都立東(7回コールド)>◇19日◇代表決定戦◇創価学園東大和グラウンド

 大東大一が2試合連続のコールド勝利で都大会進出を決めた。打線は初回から火を吹いた。2番・奥元 千隼内野手(2年)の二塁打を皮切りに4安打を集め4点を先取。試合の主導権を握った。

 4回にも2点、7回にも4点と手堅く得点を重ね、試合を決めた。

 特に最終回となった7回、背番号16の代打・山下 大輝内野手(2年)が初球スクイズを成功させてコールドを決める8点目を奪った。サインプレーも有効に使えたことは都大会へ向け、一番の収穫だった。宮城 智行監督はバントやスクイズについて「チーム全員が練習してきたことだったので、『決めてこい』と言って送り出しましたが、しっかり決めてくれました」と起用に応えた山下を称えた。

 先発した背番号18の下茂 篤生投手(2年)も6回1失点と試合を作った。期待の2年生右腕は180センチ、68キロとまだ線は細い。「しっかり体を作って、最速140キロを目指したい」と意気込む。

 この試合は2年生5人が先発出場した。フレッシュな顔ぶれで来年以降も楽しみなチームだ。

(取材=編集部)