富塚 走者一掃の二塁打に松藤が奪三振13の好投で日大三、創価を圧倒



日大三・松藤 孝介投手

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<第104回全国高校野球選手権西東京大会:日大三8-1創価>◇23日◇5回戦◇府中市民

 昨年の夏は準々決勝で対戦。その時は3対0で日大三が創価を破っている。創価としてはリベンジのチャンスであり、「選手たちも気合が入ったと思います」と片桐 哲郎監督は言う。特に創価のエース・杉江 敏希は昨夏も先発し、敗れはしたものの日大三を抑えている。日大三の小倉 全由監督は、「気合の入った、いいピッチャーです」と杉江を評価する。

 創価は当然杉江が先発。日大三は左腕の松藤 孝介が先発した。松藤は春季大会も主戦投手であったが背番号は10だったが、この大会は1。エースとしての風格、自信が感じられるようになった。

 創価の杉江は2回表に突然乱れ、3四死球で2死満塁のピンチを迎える。ここで日大三は今大会当たっている3番の富塚隼介が右中間を破る三塁打を放ち、3点を先制した。その裏創価は二塁打を放った4番・室田 大和を犠打と犠飛で還したが、3回表に日大三創価のエラーもあって1点を追加した。創価の先発・杉江は、この回を終えて降板した。「昨年負けているだけに、今年は抑えようと気負ってしまいました」と杉江は語る。

 日大三は4回表に1点、6回表にも大川 智矢浅倉 大聖の二塁打などで2点を追加する。

 この試合で光ったのは、日大三の松藤だ。スライダー、カーブ、チェンジアップなどを巧みに使い創価打線を翻弄する。タイプとしては昨年のエースの宇山 翼(現法政大)に似ており、宇山から激励のメールが来たという。結局この試合で松藤は奪三振13、被安打2、与四死球1、失点、自責点1という圧巻の投球内容。「完投は初めて。7回以上を投げるのも初めてです」と松藤は言う。

 富塚、浅倉という中軸に当たりが出て、新エースの松藤が好投。日大三は準決勝で敗れた春より、一段階、強いチームに成長している。次は神宮球場に舞台を移しての準々決勝。相手は町田市のご近所である桜美林だ。3年前の夏は準々決勝で敗れているだけに、今度はリベンジの戦いとなる。

 一方、創価の杉江は、2年続けて日大三に敗れた。しかしエースとなった1年生の秋から、小柄であっても東京を代表する好投手として活躍したことは間違いない。創価の片桐監督は杉江について、「体は小さくても、スケールの大きなピッチャーに成長してほしい」と語った。今後の活躍を期待したい。

(取材=手束 仁)

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