試合レポート

明治大vs東京大

2022.04.17

23年のドラフトへ期待かかる明治大の逸材が1発 シーズン初はアーチで弾みつける

明治大vs東京大 | 高校野球ドットコム
ホームランを放った瀨千皓(明治)

<東京六大学春季リーグ:明治大12-1東京大>◇16日◇1回戦◇神宮

 この試合は明治大打線が火を噴いた。

 初回、明治大の攻撃は4番山田 陸内野手(4年=桐光学園)が適時二塁打を放つと、続く5番蓑尾 海斗捕手(4年=日南学園)も適時打。そして、6番瀨 千皓外野手(1年=天理)が初打席で初本塁打を放つなど5点を先制した。

 しかし、東京大も2回表に赤井 東内野手(4年=浅野)の適時打ですぐに1点を返した。

 7回裏、明治大は宗山 塁内野手(2年=広島広陵)の本塁打で1点を追加すると、直井 宏路外野手(2年=桐光学園)、上田 希由翔内野手(3年=愛産大三河)の適時打などでこの回一挙7点を追加する。

 結局、明治大の投手陣が東京大打線を1点に抑え、12―1で明治大が勝利を収めた。

 明治大の先発蒔田 稔投手(3年=九州学院)が、5回までに10個の三振を奪い、この試合3本のヒットしか許さなかった。得点圏にランナーを置いても動じない投球が光っていた。

 また3番宗山、6番瀨は特にバットが振れていた。1、2年生ながらチームを引っ張る力がありそうな楽しみな選手だった。

 投打がかみ合った明治大。投打ともに、いい選手が多いためこれからの試合でも楽しみになりそうだ。

(記事:宮前蓮太郎

[page_break:東京大・明治大スタメン]

東京大スタメン

1番右翼・阿久津 怜生(4年=宇都宮
2番遊撃・中井 徹哉(4年=土浦一
3番左翼・宮崎 湧(4年=開成
4番一塁・梅林 浩大(3年=静岡
5番捕手・松岡 泰希(4年=東京都市大付
6番三塁・赤井 東(4年=浅野
7番中堅・別府 洸太朗(3年=東筑
8番二塁・清永 浩司(4年=佼成学園
9番投手・井澤 駿介(4年=札幌南

明治大スタメン

1番中堅・直井 宏路(2年=桐光学園
2番二塁・上田 希由翔(3年=愛産大三河)
3番遊撃・宗山 塁(2年=広島広陵)
4番三塁・山田 陸人(4年=桐光学園
5番捕手・蓑尾 海斗(4年=日南学園
6番右翼・瀨 千皓(1年=天理
7番一塁・西山 虎太郎(4年=履正社
8番左翼・日置 航(4年=日大三
9番投手・蒔田 稔(3年=九州学院

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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