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一次予選のトーナメント表
日大二、都立日野などが属する第1〜6ブロック
世田谷学園などが属する第7〜12ブロック
日本学園などが属する第13〜18ブロック
城西大城西、日大豊山などが属する第19〜24ブロック

都内有数の実力校・都立富士森が自慢の打力で中大附に打ち勝つ!次戦は指揮官の同級生対決



ガッツポーズする都立富士森4番・柏木空

 西東京でも有数の実力ある都立富士森が13日、1次予選で中大附を11対4の8回コールドで下した。

 初回、無死満塁から4番・柏木 空内野手(3年)の一打などで2点を奪うと、2対4で迎えた3回には7番・田中 辰樹外野手(3年)の二塁打などで一挙4点を追加して、6対4とリードを奪うことに成功する。

 5回にも7番・田中のタイムリーで追加点を奪うなど、試合中盤は着実に点数を重ねて中大附を突き放した。10対4で迎えた8回、1死一、三塁から7番・田中が左翼の頭上を越すタイムリーで11対4としてコールドが成立。都立富士森中大附を下して代表決定戦へ進んだ。

 バントや進塁打など細かな攻撃も光った都立富士森でも、特に存在感が強かったのが4番・柏木と7番・田中の2人だった。

 4番・柏木は、リラックスして突っ立った状態で構えるが、打ちに行く瞬間に鋭く腰を回転させて、バットを走らせる。球に対してもしっかりとパワーを伝えられており、打球も鋭く、瞬く間に外野まで飛んでしまい、左翼線の打球でもシングルヒット止まりになるシーンもあった。

 冬場の期間中はメディシンボールを活用して、体の使い方を見直した。股関節への重心の乗せ方から、球に対してどう力をぶつけるか、鋭く腰を回転させるにはどうすべきなのかとトレーナーの指導も仰ぎながら、改善してきたことで、ポイントを後ろにおいても対応できるようになり、対応力が上がるなど打者として一皮むけた。

 7番・田中は、指揮官の廣瀬監督も「一冬かけて成長しました」と太鼓判を押す成長株だ。どっしりとした構えで打席に立つと、力強いスイングで快音を響かせる。元々、アッパースイングだったフォームを改善して、「上から叩くことを意識しています」と縦ぶりするイメージして振り、上手くボールにスピンをかけて飛ばすことを心掛けている。