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1次予選のトーナメント表
日大二、都立日野などが属する第1〜6ブロック
世田谷学園などが属する第7〜12ブロック
日本学園などが属する第13〜18ブロック
城西大城西、日大豊山などが属する第19〜24ブロック


都立青梅総合5番・中野隼人

 「自分にとっても納得の真っすぐでした」と自己評価も高い真っすぐだったが、現在に至るまでは苦労を強いられた。投球フォーム、特に左足の上げ方が決められず、フォームが不安定となり、制球力に課題を抱えていた。

 そこで横山が参考にしたのがメジャーリーガーの前田 健太投手(PL学園出身)だった。左足を上げてからゆっくり重心移動をしていたことで、フォームに勢いがなく、思うような球が投げられなかった。また野口監督も「投げるまでに間があることで、迷いがあるように見えました」と話す。

 そこから前田を参考に、スムーズに左足を使って勢いを作りつつ、二塁方向に蹴ることで、軸足にタメも作るようにした。その結果、「自然に腕が振れるようになってきました」とフォームが改善され、直球の走りや伸びも向上してきたという。

 ブルペンには週2日で100球を投じるなど、フォームを固めてきたそうだが、野口監督はそんな横山の取り組みの成果について「年明けくらいからフォームが安定してきたので、直球が伸びて制球力も良くなった」と目で見て分かるほど成長してきたと振り返る。

 次の代表決定戦を制すれば、都大会への切符をつかむ。横山は、「自分のピッチングができるように心掛けたいです」とコメント。対して野口監督は「1番・藤井(蓮)を中心に打ち勝てるようにしたいです」と、打線で主導権を握っていきたい姿勢を見せた。横山を打線が援護できるか楽しみだ。

 対して中盤に粘りの攻撃を見せた都立青梅総合は、「粘り強さや声掛けなどはテーマにしてきたことなので、その成果が出たと思います」と主将の中野隼人内野手(3年)は収穫を語ると、「2番手以降の投手がポイントだと思います」と夏へ投手陣の整備を課題に挙げた。

 幸野監督も「5、6点は取れる打線なので、守備をしっかりさせたい」とコメント。中野主将同様に、いかに投手中心に守れるかが、都立青梅総合の夏躍進のポイントとなりそうだ。

(記事:編集部)