この試合のプレー写真は、記事の最終ページの下部に表示されています

一次予選のトーナメント表
日大二、都立日野などが属する第1〜6ブロック
世田谷学園などが属する第7〜12ブロック
日本学園などが属する第13〜18ブロック
城西大城西、日大豊山などが属する第19〜24ブロック

31得点の猛攻で5回コールド勝ちの日本ウェルネス。ヒット内容も秀逸



先制する日本ウェルネス

 日本ウェルネスvs連合チームの一戦。日本ウェルネスは昨秋、ブロック予選で関東一に敗れてしまい、敗退をしている。そこから一冬でしっかりと実力をつけて臨んだ試合だった。

この試合は初回から日本ウェルネスの猛打が爆発する。

 1回裏、無死満塁のチャンスから押し出しと5番岡本 健太内野手(2年)の2点適時打で一気に3点を先制。その後も安打が続き、1回裏は打者15人の攻めで、一挙10得点。その後も打線の勢いが止まらず、結果的に4イニングで31得点を挙げた。投げては本塁打を放つ活躍を見せた桜木 拓海投手(3年)が5回無失点の好投で、圧巻の5回コールド勝ちを収めた。

 31得点の猛攻を見せた日本ウェルネス。各打者で良かったのは、振り回さずに、シャープにライナー性の打球を打つことを心がけていたことだ。安打の内容を振り返ると、内野の間を抜く打球だったり、ライナー性でぐんぐん伸びて外野の間を抜ける長打や、センター前など内容のいい安打が多くあったことだ。

 この打撃には昨年8月から就任した磯口監督も評価をしていた。

「相手投手もそんなに悪くないですし、これほどの点差がつくと、守備がボロボロだったりしてしまう傾向があるのですが、ノックや球の処理を見ていてもそんな点を取れるチームではないかなと思っていました。ただ今日に関してはうちの打線が野手の間を抜く鋭い打球を打つことができていました。心がけていたこととはいえ、簡単に実践することはできないですし、今日に関しては選手たちを評価したいです」と振り返った。

 今年は4番佐久間 俊輔内野手(3年)、3番神崎 翔内野手(2年)を中心にライナー性の鋭い打球が打てる選手が多い。東京 日本ウェルネスの野手たちは声をかけながら、次のプレーに備えて準備をしている。1次予選に参加している実力校を見て学びになるのは打撃、投球の基礎能力の高さ以外だけではなく、こういった次のプレーに対する備えや声かけにある。

 都大会まで勝ち進めば、台風の目になる可能性は十分にある。

(記事:河嶋 宗一