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都立東大和南、都立小山台のバント攻撃に沈む



日野台5番・林 慈央

 雨で1日延びた都立校同士の一戦。前日の雨で東京地方はすっかり肌寒くなった。都立校同士といっても、力は都立小山台が上なのは確かだ。都立東大和南の高田敏之監督は、「9回までやろうというのが目標でした」と語る。そのために先発投手に起用したのが、背番号3の左の横手投げの福田康斗だ。「相手の4番(新井晟矢)と、どう勝負するか考えた結果です」と高田監督。左の強打者・新井晟矢との勝負がカギとの読みであったが、新井晟矢が打てない時の備えがあった小山台がやはり上手であった。

 都立小山台の先発はエースの松川侑聖。「前の日の雨で、マウンドがゆるかったですが、セットポジションに切り替えて、うまくいきました」というように、都立東大和南の1番・鈴木 啓太にボール球先行の後、左前安打を打たれたが、2番・福田康斗の投直で鈴木が飛び出し併殺になり、後は、危なげのない投球が続いた。

 一方、都立東大和南の左腕・福田は、サイドから丁寧な投球で、1回表は二死満塁になるなど走者は出すものの、3回までは得点を与えない。こういう展開は、力が上の小山台にとって嫌な流れだ。そうした流れを変えたのは、4回表の先頭打者で、4番・新井晟矢の後ろを打つ5番・岩佐悠斗の二塁打だった。「変則ピッチャーには、それでいくしかない」と言う小山台の福嶋正信監督がここで多用したのがバントだった。これは「ウイークポイントでした」と言う都立東大和南の高田監督にとっては、やっかいな攻撃だった。

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