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都立城東が延長11回を制し初戦突破!都大会初進出の武蔵 部員14名で大健闘



11回裏、右前へサヨナラ打を放つ1番・藤森 晴久(都立城東)

 3日、ネッツ多摩昭島スタジアムの第三試合は都立城東が劇的勝利で初戦突破を決めた。

 先制したのは武蔵だった。初回に河村 大悟の適時打などで幸先よく2点を奪った。3回にも5番・河村の適時内野安打で追加点を挙げ都立城東から序盤で3点のリードを奪った。しかし都立城東も3回に4番・佐久間 飛向の適時打で1点、4回には途中出場の渡邊 匠にソロ本塁打が生まれ1点差に詰め寄った。

 そして7回、都立城東は3番・金田 将弥に適時打が生まれついに同点に追いついた。投手陣は先発の松山 虎士朗から藤森 晴久、峯岸 叶と繋ぎ武蔵打線の反撃を封じた。

 延長戦に突入し、迎えた11回裏、無死一、二塁と好機を作ると二番手で好投していた1番・藤森が「良い打者が続くので、自分が決めようとは思わず、繋ぐ意識でした」と思わく通り右方向に強い打球を弾き返し、相手の守備がもたつく間に二走・高田 悠雅が生還し試合を終わらせた。4対3で都立城東が苦しみながらも2回戦進出を決めた。

 惜しくも敗れた武蔵だったがエース小村 旺輔が11回159球を投げ抜いた。167センチと小柄ながらも制球力があり都立城東を相手に真っ向勝負を演じた。「終盤は捉えられましたが、自分の力を最大限に発揮できました。大きな財産になりました」と自信をつけた。同校野球部OBで慶応義塾大学に通う現役大学生の米澤 鴻樹監督は「序盤にあと1点取れていれば」と悔しさを滲ませるも、「初めての都大会という舞台でしたが、部員14名でもここまで戦えたのは、選手たちも自信がついたと思います」と語り、選手たちの可能性を実感した試合だった。

(記事=藤木拓弥)


延長11回を投げ抜いた小村 旺輔(武蔵)

4回裏、ソロ本塁打を放った途中出場の6番・渡邊 匠(都立城東)

笑顔でベンチへ戻る峯岸 叶(都立城東)

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