熊本東シニアが6回コールド勝ちで2回戦へ OBの侍・村上選手の活躍も刺激に



先発の松野紘太郎投手(熊本東シニア)

 8月2日、第49回日本リトルシニア選手権大会が開幕し、7会場で16試合が行われた。
 仙台市民球場の第3試合では、熊本東シニアと上尾シニアが対戦。試合は、熊本東シニアが接戦を制して2回戦進出を決めた。

 先制点は3回表、一死一、三塁から1番・山口真和(2年)の犠飛で1点を先制すると、さらに二死二塁から2番・浦上雄宇(2年)の右前適時打でさらに1点を追加する。
 その後、5番・村山陽翔(3年)の適時打でさらに2点を追加した熊本東シニアは、この回4点を挙げて試合の主導権を握った。

 投げては先発の松野紘太郎投手(3年)が、安定した投球でリズムを作る。
 スピンの利いた直球をコーナーに丁寧に投げ分け、またスライダーといった変化球も低めに丁寧に集めて、上尾シニア打線に隙を与えない。

 投打が嚙み合った熊本東シニアは、その後も得点を重ねて7対0の6回コールド勝ち。2回戦進出を決めた。
 試合後、主将の甲斐煌之助(3年)は、「相手は1番から9番まで全員怖い打線でしたが、投手を中心に守ることができました。次も今日のように打線を活発に、そしてノーエラーでいきたいです」と語り、安堵の表情を見せる。

 チームのOBには、現在東京オリンピックの日本代表として活躍中の村上 宗隆(東京ヤクルト)がおり、甲斐選手も「目標です」と語るなど、現役選手にとって大きな刺激となっている。偉大な先輩の活躍も力に、勝ち進むことができるか注目だ。

 一方、敗れた上尾シニア。3回途中からは、日本代表に選出された唐箕大和投手(3年)をマウンドに送るなど、粘り強く戦ったが流れを止めることは出来なかった。
 唐箕投手は「準備不足でした。投球でも打撃でも結果が出ずに、暗い方向にいってしまいました」と語り、悔しさを噛みしめる。
 敗れはしたが、唐箕投手以外にも4番・捕手の伊與田恭佑(3年)など、今後の活躍が楽しみな選手も多くいた。この悔しさを糧にして、次のステージでの活躍を期待したい。

(取材=栗崎 祐太朗)

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