櫻田の粘投で青森山田シニアが接戦制す 青葉緑東は楽天・松井以来の優勝ならず



逆転タイムリーを放った鉄塁征(青森山田シニア)

 8月2日、第49回日本リトルシニア選手権大会が開幕し、7会場で16試合が行われた。
 仙台市民球場の第2試合では、青森山田シニアと青葉緑東シニアが対戦。試合は、青森山田シニアが接戦を制して2回戦進出を決めた。

 2回に先制を許した青森山田シニアだったが、4回表に一死一、二塁のチャンスから5番・鉄塁征(3年)がライトへの逆転の適時三塁打を放つと、その後二死三塁から7番・橋場公祐(3年)にも左前適時打が生まれ追加点。この回3点を挙げて形勢逆転した。

 それでも5回裏にワイルドピッチで1点を失った青森山田シニアは、リリーフのマウンドに登った背番号1の櫻田朔投手(3年)の力投で何とか1点差で踏ん張る。7回裏にも一死一、三塁のピンチを背負うが、最後はライトの櫻庭千晃(3年)が好返球で犠牲フライを阻止しゲームセット。青森山田シニアが3対2で接戦を制し、2回戦進出を決めた。

 5回途中からマウンドに上がった櫻田投手は、「これまではあのような場面での登板は、気持ちが弱くて点を取られることが多くありましたが、抑えようと気持ちで投げました。今日は接戦で良い流れで戦え無かったので、次は初回から点を取っていきたいです」と語り、安堵の表情を見せる。
 次戦は尼崎西シニアとの対戦が決まったが、どんな戦いを見せるのか注目だ。

 一方、敗れた青葉緑東シニア。1番打者の中嶋陸仁(3年)を軸に、機動力を活かした野球を展開したが、2回以降は相手の守備のミスで点を取るので精一杯だった。中嶋は「1番打者の自分が初回から出塁していれば、もっと点が取れて楽に試合を進めることができたと思います。流れを作ることが出来ませんでした」と悔しさを口にする。

 青葉緑東シニアは、日本選手権出場は優勝した2010年以来11年ぶりで、当時のチームは松井 裕樹投手(楽天)も在籍していた。偉大な先輩の成績に並ぶ「全国制覇」を目指したが、惜しくも初戦で姿を消すこととなった。

(取材=栗崎 祐太朗)

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