名門対決。東海大菅生が自慢の機動力で国士舘を撃破し、初戦突破

 東海大菅生vs国士舘の対決。3週間前、東海大菅生の若林監督、選手はいかに普段通りの力を発揮できるか、2戦行って勢いに乗っている国士舘に受け身にならずに試合運びができるかを語っていた。東海大菅生はどんどん仕掛けていく。

 東海大菅生の先発は本田 峻也。6月に行われた二松学舎大附戦では、高校初の完封勝利。徐々に調子を挙げていた。立ち上がりも常時135キロ前後の速球、125キロ前後のカット系のスライダーを投げ分け、1回を無失点に抑える。

 1回裏には千田 光一郎の中前安打。そしてバッテリーミスから一気に三塁へ到達し、一死一、三塁から内野ゴロの間に1点を先制し、さらに5番岩井大和の左前適時打で2点を先制。走塁を徹底的に鍛える東海大菅生。まさに抜かりのない攻撃だった。2回表には二死二塁から1番千田が右前適時打。国士舘はところどころでバタつきが見られ、それを東海大菅生は逃さず、次々と先の塁へ進塁していく。

 しかし国士舘も3回表、3番・清水 武蔵がフルカウントから2点二塁打を放ち、3対2と序盤から慌ただしい試合展開となる。

 ただ、ここから両チームの投手が好投。エースの本田は4回のピンチを抑えると、速球、カットボールをテンポ良く投げ分けて、0を積み重ねる。国士舘の先発・野村颯は真っ向から振り下ろすストレートは常時130キロ中盤(最速135キロ)。春の大会からそれほど球速は変わっていないのだが、明らかに回転数がまし、コントロールも良くなっている。腕を振ってコーナーに投げられるようになったことが大きい。また、内野守備も盛りたて、二塁・小泉拓己の好守備もあり、リズムも良くなり、3回以降、無得点に抑える。