都立小川が5回コールドで初戦突破!地域チームへ挨拶回りで部員確保

 13日、スリーボンドベースボールパーク上柚木の第一試合では、第103回全国高校野球選手権 西東京大会の1回戦、都立小川都立神代の一戦が行われ都立小川が5回コールドの15対5で初戦突破を決めた。

 都立神代は初回に4番・上原大典の適時打で先制。しかしその裏、都立小川に打者一巡の猛攻をくらい、5失点を喫した。その後は都立小川ペースで進み3回に5点、5回に5点を奪い試合を決めた。

 都立小川は登録19名のうち3年生は3名のみ。最後の夏、単独チームで出場するには後輩の力が必要不可欠だった。「合同チームも考えたのですが、やっぱり単独チームで出たいということで、今の3年生を連れて地域の中学校やクラブチームに挨拶回りをして新入生獲得に奔走してきました」。友永堅太監督と3年生の地道な活動が身を結び、2年生は8名、そして1年生も8名が入部した。

 2番手として登板した背番号18の左腕・田中遼大も「獲得」した新入生の一人。2回3奪三振無失点をと堂々たるピッチングを見せた。「チームに勢いを与える投球でした。あれだけ腕が振れていた、度胸あるなとびっくりしました」と試合経験の少ない下級生の活躍ぶりには指揮官も舌を巻いた。

 主将の正田啓雅は「日頃から1年生、2年生と一緒に下校したりして積極的にコミュニケーションをとるようにしていました」と試合中も終始明るい雰囲気で得点時には先輩・後輩関係なく喜びを表現していた。

 敗れた都立神代は単独で公式戦に出られるようになって3年目。さらに昨年の冬には3年生2名が退部し、3年生は主将の武内愉多ただ一人となった。「自分は人の前に立つことは苦手なタイプだったんですけど」と武内は柔らかい表情で語るも、新田靖監督は「いい男でした。自分の道を曲げずに一人でよく3年間頑張ってくれた」と労いの言葉を贈った。

(取材=編集部)

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