永井・永木のバッテリーから永木・永井のバッテリーにリレーし、都立葛飾商圧勝

 広尾学園はベンチ入り20人のうち、3年生は主将の牧原 光利だけで、2年生も6人で、残りは1年生というチーム。先発の橋村 希音も1年生だ。対する都立葛飾商は、ベンチ入りは13人だけで、1年生は4人というチーム。

 1回表都立葛飾商は、1番・服部 航希、2番・山本 日向の連続三塁打などで4点を先制した。しかしその裏、広尾学園は、都立葛飾商の先発、横手投げの永井 泰駿から、ただ1人の3年生・牧原の二塁打などで2点を返す。

 実力的に都立葛飾商が上回っていることは明らか。3回表には4番で主将の清の二塁打などで5点を挙げ、4回表には5番・永井の大きな当たりの中飛を広尾学園の中堅手が捕り損ないそのまま生還するなど、一方的な展開になった。ただ相手に合わせて、雑になったところがあったのは反省材料だ。

 都立葛飾商は3回裏から捕手の永木 空がマウンドに立ち、捕手を投手だった永井が務め、バッテリーを入れ替えた。永井は捕手としては急増らしいが、石川 和也監督によれば、「運動能力が高いです」と言う通り、捕手のポジションも無難にこなした。球威は永木の方があり、広尾学園はなかなか手が出ない。

 それでも5回裏、1番・大志万 健聖の三塁打などで1点を返す。大量リードを許しても、必死に食らいつく姿は好感が持てた。結果的には3-11で大敗したが、秋以降への貴重な経験になるに違いない。

 春季大会の1次予選が中止になったため、この勝利は都立葛飾商にとっては貴重だ。3回戦は22日に都立の強豪都立文京と対戦する。「次は強いですね。1週間あるのでしっかりやっていきたい」と石川監督は語り、強豪相手の対戦に気を引き締めた。

文=大島 裕史

2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会東東京大会
■開催期間:2019年7月7~7月27日(予定)
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