4番・矢吹が人生初のサヨナラ本塁打!大森学園苦しみながら3回戦進出



9回裏、サヨナラ本塁打を放った4番・矢吹(大森学園)

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 6日、駒沢球場の第二試合では春季東京都高校野球大会の2回戦、大森学園目黒日大の試合が行われ、大森学園が6対5のサヨナラ勝利でベスト16入りを果たした。

 試合を決めたのは主砲だった。このチームの「4番」に座るは矢吹 北斗。新チーム当初の秋から4番を務めている。この冬はウエイトに取り組み、スクワットのマックスは155キロから185キロに上がった。スイングも早くなったという。

 9回表に同点に追いつかれ、裏の攻撃の先頭として打席に入った矢吹。「何がなんでも出塁して次に繋ごうと思っていました」と2ストライク1ボールからの4球目の外の直球を振り抜いた打球はバックスクリーンに直撃。高校通算2本目、人生初のサヨナラホームランとなった。この試合は失点に絡む3失策を喫し淀んでいた空気を吹き飛ばすことができた。

 石黒 隼監督も「自分も現役時代『4番』だったのでどうしてもこだわりが強くなってしまい、彼には苦しい思いをさせてきました。仕事をしてくれました」と労った。

 それでもやはりミスが痛かった。「(3失策)全て質が悪くて」と指揮官はサヨナラ勝利にも笑顔はなかった。前半の勝負弱さも課題だ。試合ごとに成長していく姿に期待したい。次戦は盤石な投手陣擁する日大豊山に決まった。「挑戦者の気持ちを忘れず、気持ちを整えて望みたい」。次の試合も『4番の仕事』をすることができるか。次戦は10日、駒沢球場の第二試合で行われる。

(記事:編集部)