目白研心が2回戦進出!昨秋の苦い経験を糧にエース・安保が好投!



安保 優太郎(目白研心)

 3日、春季東京都高校野球大会が開幕した。ネッツ多摩昭島スタジアムの第二試合、目白研心明法の試合は目白研心が9対2で勝利し初戦突破を決めた。

 目白研心のエース・安保 優太郎は1年秋から試合に出場する経験豊富な左腕だ。1回表に目白研心は、3番・鴨治 宗吾の適時打で先制に成功。初回から味方の援護を受けマウンドに登った左腕は、「今日は調子が良かった」と初回から二者連続三振の三者凡退と上々の立ち上がりを見せた。

 昨秋の都1回戦、日大二戦では10対12の激戦で敗退。立ち上がりが不本意だった。先頭に出塁を許し、押し出し含む3四球で先制を許していた。「緊張して全然ストライクが入りませんでした」と苦い経験を振り返った。しかしこの試合は「ワクワクして試合に臨むことができました」。緊張感を力に変えることができた。

 試合は目白研心が着々と点を重ね4回を終えて8対0。コールドゲームも見えてきたが、明法も執念を見せた。5回には2番・青葉 渚の適時二塁打で1点を返すと、コールドが成立してしまう7点差で迎えた7回、先頭の大川 貴文が四球で出塁し、9番・吉田 拓生が中前で繋ぎ無死一、三塁の好機を作る。続く1番・土屋 啓斗の併殺打の間に三走の大川が生還し、コールドを阻止した。それでも安保は「(相手打線に)つかまり出してもバックが支えてくれた」と堅実に併殺を奪った内野陣を称えた。

 緊急事態宣言の下、全体練習が制限され選手それぞれ自主トレーニングでレベルアップを図ってきた目白研心。「とにかく元気よく、一生懸命にやろうと言って臨んだので120点です」。鈴木 淳史監督も活気ある雰囲気で、終始積極的だった攻撃陣を労った。特に、1番の有田 康仁郎は3安打、1つの三盗含む4盗塁、2得点とリードオフマンとしての働きができた。「チームの中心としてやってくれているので好きにやらせています」と指揮官も厚い信頼を寄せる。2回戦以降も出塁した際は有田の足にも注目だ。

 ベスト16をかけた次戦は昨秋8強入りの日大豊山と対戦する。鈴木監督は「いいチームだと思うので、思い切ってぶつかっていこうと思います」と意気込んだ。初戦の勢いそのままに次戦もはつらつとしたプレーを期待したい。