日大鶴ヶ丘が投手戦制す!好投を支えた捕手・長田にサヨナラ打



サヨナラ打を放った長田 悠磨(日大鶴ヶ丘)
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 2日前の雨天順延で19日の多摩市一本杉公園野球場の第一試合で行われた、秋季東京都高校野球大会一回戦、日大鶴ヶ丘と都立東大和との試合は、日大鶴ヶ丘が1対0のサヨナラで投手戦を制した。

「お互いの投手が持ち味を出していた感じですかね」

 試合を終えた日大鶴ヶ丘の萩生田 博美監督はこのように振り返り、両チームの投手を称えた。

 この試合はまさしく投手戦となる。日大鶴ヶ丘の先発・山本 輝大は9回を被安打6の無失点。捕手の長田 悠磨も「右バッターへのインコースへのボールがよかったです。ランナーがいてもによく決まっていた」と山本の投球を振り返った。

 都立東大和の先発・川島 慶土も「最終回以外は今までのベストピッチです」と8回まで被安打3、無失点と両者一歩も譲らない見事な戦いだった。

 このような投球ができたことに川島は「(チームメイトが)ピンチを抑えたときにはめちゃめちゃ褒めてくれて、自分もだんだん(気持ちが)上がっていけたことがずっと0でいけた理由じゃないかなと思います」と常に明るい声が飛び交っていた都立東大和ベンチは間違いなく川島の好投を後押ししていた。

 試合を決めたのは、ここまで日大鶴ヶ丘のエース・山本の好投を支えてきた長田だった。「山本がいいピッチングをしていたので絶対に点をとって恩返ししてやろうと思っていました」。9回裏一死、一・二塁の場面で巡ってきた好機に、その気持ちをバットに乗せ、初球を振り抜いた打球は敵左翼手の頭上を越えるサヨナラ適時二塁打となった。日大鶴ヶ丘が持ち前の粘り強さを見せ初戦突破を決めた。

 惜しくも敗れた都立東大和の福島 靖監督はこれからの「あと一歩でした。勝負の厳しさがわかったと思います」と振り返った。これから始まる冬に向け、「能力が高い選手はいませんが、みんな野球が好きなのでその気持ちをなくさず、自分の可能性を信じて取り組んでもらいたい」と選手たちへ期待の言葉を送った。

(記事=編集部)

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