0対0のタイブレークの終止符を打ったのは1年生!都立小松川・山崎の一打でサヨナラ勝ち



サヨナラ勝ちにわく都立小松川

 都立小松川vs都立広尾の一戦は投手戦となった。都立小松川の先発・井上幹太は中背で、右スリークォーターから投げ込む直球は120キロ前半で、スライダーが主になげこむが、投手として粘り強さがあり、走者を背負っても、動じることなく、間合いを変えながら、投球ができる投手で0を積み重ねていく。

 一方、都立広尾の先発・石黒和は「くの字」ステップを採用し、下半身で勢いを与える投球フォームから125キロ前後の速球、スライダーを投げ込むゲームメイク。そして途中からセカンドの柴﨑創も125キロ~130キロ前後の速球と110キロ前後のスライダーを投げ分け、都立小松川打線を抑える快調なピッチング。

 0対0のまま試合は延長戦となった。

 そして試合を決めたのは1年生の一打だった。10回裏、1年生の山崎健太が振り抜いた打球はレフトの頭を超える二塁打。これがサヨナラ安打となり、都立小松川が2回戦突破した。
 思い切りよく振ることを意識していた山崎。中学時代は3年生の時に春の都大会ベスト4を経験。1番キャッチャーとして活躍した。入学して練習に合流したのは6月頃だが、打撃力の高さが見込まれてベンチ入りを果たした。さらに守備力の高さを見込まれてベンチ入りした遊撃手の日高徳大も安定した守備力が備わっており、楽しみな選手だ。

 3年生11人でそれ以外は1,2年生で構成される都立小松川。ベスト16を目指し、さらに攻守で大暴れを見せる。

(記事=河嶋 宗一