「憧れのチームだったので」都立小岩のエース・渡部が涙の完投 昨秋8強の修徳に逆転勝利!



勝利の瞬間、喜びを爆発させる都立小岩・渡部 竜輔(3年)

 9回表二死、都立小岩のエース・渡部 竜輔はウイニングショットを投げ終えた後、喜びを爆発させ涙した。

修徳さんは憧れのチームだったので」。自校より修徳の方が家から近いという渡部は小学生の頃、第95回大会で甲子園に出場したの時の修徳の試合を観に行っていた。そんな最高の対戦相手を前に、堂々たるピッチングをみせた。

 渡部は初回、三者凡退で抑え上々の立ち上がりをみせるも、2回に修徳の8番・藤野 敬太に中前適塁打を浴び、先制を許す。しかしその後は、この試合無失策の守備陣にも助けられ、修徳打線に好機を作らせなかった。

 都立小岩は3回に2番・堀田篤生の適時二塁打で同点に追いつく。ここから中盤戦は両チーム引き締まった試合展開で進む。

 好投する渡部をなんとか援護したい都立小岩打線は、7回裏、1番・宗方優仁が中前適時打を放ち逆転に成功。逆転のホームは渡部が踏んだ。ここから渡部はさらにギアをあげた。8回、9回は共に三者凡退で抑え、試合終了直後、マウンドから整列に向かいながら感極まった。

 シード校を破ったこの試合について茶川剛史監督は「みんなよくやってくれた。全体練習のほとんどを守備に当ててきたので、このような大一番でその成果が発揮できてよかった」と振り返った。エース・渡部については「誰よりも責任感が強い選手なので、やってくれると信じていた」と力強く語った。この勢いのまま、次戦も守り勝つ野球で戦っていく。

(記事=編集部)

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。