2020年07月27日 江戸川区球場

都立足立新田vs足立東・北豊島工・三商・日本橋

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 東東京大会 1回戦
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監督同士の師弟対決は有馬信夫監督率いる足立新田が7回コールドで制す!



足立新田先発・小泉拓也

 江戸川区球場で行われた27日の3試合目、都立足立新田と足立連合チームの一戦。ここには師弟対決があった。

 都立足立新田は、2001年に都立城東を甲子園に導いた名将・有馬信夫監督が指揮を執る。対する足立連合チームは、小松崎豊氏が指揮を執る。実は、小松崎監督は都立城東で有馬監督の下で高校3年間をプレーし、2001年の夏の甲子園にエースとして出場している教え子である。

 そんな師弟対決は都立足立新田が主導権を握る。初回に1番・富山力の四球と2番・倉田陸玖のバントヒットなどで二死一、二塁とすると、5番・大矢冬生のヒットで2人が生還。さらに8番・小泉拓也のタイムリーなどで5点を奪った。

 大量リードをもらった都立足立新田の先発は小泉。ノーワインドアップから始動をして、下ろしていた右腕を上げていきながらトップの位置まで持っていき、身体を鋭く縦に回転させながら腕を振り抜く。初回は制球を乱しつつもストレート主体で押していくピッチングを展開。2回以降は変化球も混ぜながらだったが、足立連合チームに隙を与えずに試合の流れをしっかり掴んだ。

 その後、都立足立新田打線は4回に相手のエラーからバントなどでチャンスを作り、1番・富山のタイムリーで追加点。その後も7回まで毎回得点で点数を積み重ねて、点差を広げていった。

 ランナーを溜めたい足立連合チームは4回に3番・金子雄翔の二塁打などランナーを出すも、なかなかチャンスを広げることが出来ず、得点を奪うことが出来ない。

 そのまま都立足立新田はリードを保った7回でコールドが成立。10対0で足立連合チームを下すこととなった。

 師弟対決を制した有馬監督は試合後に初回の攻撃について「相手のミスのおかげで点数を取れたところもありましたが、気が緩んでしまっていた」と反省を一言。その上で1点ずつ確実に点数を奪うべく、盗塁ではなくバントを駆使して攻めていくことで、緊張感を持たせる攻めを展開して次の試合に繋げていった。

 また先発の小泉について「四球も出ていたし本来はもっといいので、今日は微妙でした」と評価。昨年から経験を積む小泉への期待の表れだろう。その小泉も「感情が入りすぎてボール球が多かったです。次の試合では攻めの投球が出来ればと思います」とコメントした。

 敗れた足立連合チームの主将・一家龍翔は「なかなか集まれない中でそれぞれがやるべきことをやって準備をしてきました。最後までやり切れて良かったですし、ついてきてくれた仲間に感謝しかないです」と落ち着いた様子で答えた。

 そして指揮官の小松崎監督は今回の試合は奇跡が重なったと感じていた。「こういった状況で連合チームを組んで大会が出来たこと。また初めて監督として出場した初戦で恩師と試合が出来たことは幸せですし、一生忘れらない試合です。試合ができて感謝です」。

 今回の一件で野球が出来る喜びは多くの人たちが感じていることだ。それを小松崎監督は恩師との一戦で再び確認できた一戦だったのだ。

(記事=編集部)

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