計2時間12分の中断を挟む長丁場。エース・金澤の粘投で都立江戸川が制す



先発・金澤智也(都立江戸川)

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 都立江戸川都立日比谷の一戦は2度の雨天中断を挟み、4時間を越える長丁場となった。

 2回裏に、二死満塁から9番・坂本智哉の2点タイムリーで先制点を挙げた都立江戸川だったが、その直後の3回表にエラーなどが絡みすぐに同点に追いつかれる。

 一時は不穏な空気が漂ったが、それでも3回裏、一死一、三塁のチャンスを作ると、5番・野畑健が2点タイムリーツーベースを放って勝ち越しい成功する。
 さらにその後、相手のミスでさらに1点を追加すると、その後も7番・田村 駿の犠牲フライ、1番・松澤風のタイムリーで一挙5得点を奪う猛攻を見せた。

 そして都立江戸川は、先発マウンドに立った金澤智也も粘りの好投を見せた。
 右の本格派タイプの金澤は、力ある直球を軸に都立日比谷打線を押していき、ランナーを出しても動じることなく淡々とピッチングを展開する。

 3回には味方のエラーから失点し、6、7回も雨が降る中での苦しいマウンドとなったが、粘りの投球で7回を5安打4失点にまとめて見せた。
 雨による中断が二度あり、計2時間12分の待機時間があったことも考えれば、立派に投げ抜いたと言えるだろう。

 試合は7回裏に、押し出しの四球などで3点を挙げた都立江戸川が、7点をつけてコールド勝ち。2回戦進出を決めた。

 一方、敗れた都立日比谷だが、先発の尾島心、リリーフの上田啓佑と雨の中必死の投球が続いたが、結果的に4つのエラーが重くのしかかった。

 特に上田は、ぬかるむマウンドに対応するためにスパイクを途中で変えるなど工夫もこらしたが、7回には2つの押し出し四球を与え、粘り切ることができなかった。

 「(押し出し四球は)雨は関係なく実力です。自分はまだ2年生なので、来年は必ず初戦突破をしたいと思います」

 勝った都立江戸川は、29日に芝浦工大高安田学園の勝者と対戦予定だ。
 次戦はどんな戦いを見せるのか注目だ。

(記事=栗崎 祐太朗)

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