佼成学園、ダブルエースが踏ん張り、昨夏甲子園出場の國學院久我山を破り、サヨナラ勝ち



先発・平澤(佼成学園)

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 昨年甲子園出場の國學院久我山と2017年秋季大会準優勝など西東京でも上位常連の佼成学園の一戦は4対3という結果になった。

 1回表、國學院久我山は一死一、二塁から4番富樫 翔、5番木村廉の連続適時打、さらに犠飛でいきなり3点を先制、しかし1回裏、佼成学園は4番堀川拓真の適時打などで2点を返し、2回裏、一、二塁のチャンスから2番小柴滉樹の適時打で同点に追いつく。

 以降、試合は落ち着き、佼成学園の先発・平澤 燎は130キロ前半の直球、スライダー、カーブを適度に投げ分けてゲームメイクを行っていく。

 何よりフォームのバランスが格段に良くなった。軸足にしっかりと体重が乗り、スムーズな体重移動から繰り出す直球は130キロ前半であまり変わらない。それでも、切れのある直球と曲がりが鋭いスライダーを投げ込み、2失点の力投。

 そしてリリーフした左腕・森 士恩も藤田監督から「平澤と同じくダブルエースとして期待している投手で、春はエース争いができなかったので、この大会中でエース争いをしてほしい」と活躍をしながらエースとして認められるようになってほしいと願いを込めてリリーフとして送り込んだ。

 秋に背番号1をつけていた森は角度良く振り下ろす投球フォームから常時120キロ後半~132キロの直球、120キロ近いスライダーを低めに投げ分け、無失点に抑える好投。藤田監督も「この2人の投球は本当に大きかったです」とダブルエースの好投をたたえた。

 そして10回裏、チーム一の俊足・飯森太慈(3年)のサヨナラ安打で勝利を決めた。

 國學院久我山は6月24日から練習を再開。調整期間は短かったが、選手のスイング1つを見ても鍛えられているのが分かった。尾崎監督は「この日まで執念をもって練習をしてくれた3年生に感謝しています」とコメント。そして木村廉主将は「たまたま甲子園ではなく、甲子園常連校になれるようこれからも頑張ってほしい」と後輩たちへエールを送った。

記事=河嶋 宗一

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