「不安と楽しさでいっぱいでした」公式戦初出場で初先発を勝ち取った五月女 豊(都立桜町)



公式戦初出場・初先発を果たした五月女 豊(都立桜町)

 都立桜町の初戦の先発マウンドに登ったのは、背番号10を付けた変則左腕・五月女 豊(3年)。先発で行くことを知ったのは前日のミーティングだったという。「(先発は)エースが行くと思っていたので、自分とは思っていませんでした」。これまで公式戦未出場だった五月女の初舞台は、最後の夏の初戦という大舞台でやってきた。

 実は五月女の先発は4日前に決まっていた。都立桜町の高山博好監督は部長と大河柊稀主将にこの話を持ちかけたところ、快諾。これまでチームを支えてきた五月女の人柄と選手たちの絆を改めて実感したという。

 結果は1回0/3を投げ1失点で降板。「試合を作ることが目標でしたが、それができなくて残念です」と初先発のマウンドには少々悔いが残っている模様。最後の試合を終えて、「みんなと野球ができなくなることが信じられないです」と喪失感を口にしたが、その表情には充実感があった。

(記事=編集部)

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。