本塁打6本が飛び出す乱打戦!早稲田実と八王子の最注目カードは早稲田実に軍配!



先発・溝口雄大(八王子)

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 2018年以来となる早稲田実業vs八王子の一戦。新聞、テレビを含めた報道陣の多さから見ても、この試合はかなりの注目度が高い試合であることがうかがえる。1試合を終えて、両校の選手は能力が非常に高く、まさに1回戦では勿体ないカードだった。

 八王子の先発は溝口 雄大。左腕から投げ込む直球は常時130キロ中盤(最速138キロ)だが、回転数の高い速で特に内角に決まる直球の勢いが素晴らしい。

 次々と早稲田実業打線を押し込む勢いがある。

 早稲田実業の先発・田和 廉(2年)も。来年の西東京を代表する右腕になりそうな逸材。ノーワインドアップから始動し、ゆったりと左足を挙げて、まるで徳山 壮磨のようなステップから踏み出し、低いリリースポイントで投じるのが特徴。常時130キロ中盤~135キロの直球は威力があり、120キロ前後のスライダーの切れ味も鋭い。

 試合は1回裏から動き、1番髙橋優太(3年)はライトへ二塁打を放つと、3番が内角に決まった138キロのストレートを右前安打そして5番栗林大知(3年)がレフトへ2ランを放ち、、3点を先制する。

 だが早稲田実業も3回表、強打の1番打者・北村がレフトへ本塁打を放った。北村は経験豊富な巧打の二塁手で、余計な反動を使うことなく、最短で最速でレベルスイングができる選手。それほど体が大きいわけではないが、遠くへ飛ばすことができる。

 そして4回表、4番清宮 福太郎が甘く入った変化球をとらえた打球はレフトポール際の特大本塁打となり、1点差に迫る本塁打となった。清宮はこれで高校通算8本塁打目。

 5回までは両投手が持ち味を発揮。八王子の溝口は「強気にインコースへ攻めていきました」と語るように、右打者へ130キロ中盤の速球を内角へ強気に投げ込み、スライダー、カーブ、チェンジアップを低めに投じ、打たせてとる投球。

 また早稲田実業の田和は2回以降、曲がりが小さい鋭いスライダーを低めに投げ分け、ストレートも外角へ厳しく投げ込むなどコマンド力も高まり、5回まで2失点の力投を見せた。