中西、帝京を2安打完封!国士舘、2年連続7回目の優勝



2安打完封勝利を挙げた中西健登(国士舘)

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 全国に名の知られた強豪でありながら、優勝から遠ざかっている帝京の優勝なるか、国士舘が2年連続で優勝するか。台風19号の影響で開幕が2日間延びたうえに、雨の中で始まった秋季都大会は、快晴の神宮球場で注目の決勝戦を迎えた。

 帝京田代 涼太国士舘中西 健登と、前日の準決勝に続き、実質的なエースが先発のマウンドに立った。特に中西は準決勝では完投しているうえに、指にマメもできていた。「昨日の疲れはあります。でもマメの痛みはありませんでした」と中西は言う。

 1回表帝京は1番・武者 倫太郎が中前安打を放ち、2番・武藤 闘夢の犠打で二塁に進んだが、後続の打者が打ち取られ、得点を挙げられない。結果論を言えば、帝京は初回のチャンスを生かせなかったのが痛かった。帝京の安打は、4回表の一死後に、3番・加田 拓哉が打った中前安打を含め、2本だけだった。中西は伸びのあるストレートに、カットボールやスライダーに加え、準決勝ではほとんど投げていないシンカーを効果的に使い、帝京の強力打線を抑える。

 対する帝京の田代は、1回表に1番・林 悠永に中前安打を打たれたものの、無失点に抑え、まずまずの立ち上がりであったが、3回裏、国士舘の9番・中泉 大樹は、打ち取った打球であったものの、人工芝を高く弾む内野安打で出塁する。さらに2番・伊藤優が四球で歩いた後、3番・清水 武蔵が左中間を破る二塁打を放ち、2人が生還した。

 ここで帝京は田代に代えて、準決勝で好投した柳沼 勇輝が登板する。しかし、国士舘は柳沼の変化球にしっかり対応する。四球と敵失で二死満塁となった後、6番・吉田 健吾は中前安打を放ち2人が生還し、この回で4点を入れる。