都立雪谷、5回コールドの圧勝!都立足立東・都立赤羽商連合、意地の内野安打

 都立足立東・赤羽商の連合チーム(以下、連合チーム)にとって、都立校屈指の強豪である都立雪谷は、負担の大きい相手であることは確かだ。

 都立雪谷の先発・佐藤 鉄平は、最速142キロの速球を投げる。佐藤は速球を武器に2回を投げて奪三振4。走者を1人も出さなかった。

 一方連合チームは、都立足立東の1年生、背番号13の一家龍翔が先発したが、1回表都立雪谷の1番・高梨清宝に三塁打を打たれると、続く2人に四球を与え満塁となり、一死も奪えぬまま、一塁を守っていた背番号1、赤羽商の3年生・福田真也とポジションを入れ替える形で降板した。登板した福田も、都立雪谷の8番・佐藤に二塁打を打たれるなどして、初回から5点を失った。

 都立雪谷は3回裏にも2四球に、1番・高梨の内野安打に失策も絡み2点。4回裏には二塁打を4本集める猛攻で3点を加えた。

 守っては、3回から竹島優、穂積飛翔、田所寛大と1回に1人ずつ投入して、連合チームを抑える。連合チームは出塁もできない状況であったが、4回表、あっさり二死になった後、1回途中からマウンドに立ち、打たれながらも気持ちを切らさず、辛抱強い投球を続けていた3番の福岡が二遊間にゴロを打つ。都立雪谷の遊撃手に捕球されたが、一生懸命走って内野安打にした。試合は確かに一方的になったが、気持ちを切らさず打った内野安打は、後輩たちにも伝わるものがあったはずだ。とはいえ、連合チームでも登録は13人。3年生が抜けると5人となり、試合に出るためには、さらに連合の輪を広げる必要がある。野球人口が減少している中ではあるが、野球部は是非存続してほしいものだ。

 一方勝った都立雪谷は、都立江戸川の監督であった芝浩晃が昨年の秋から監督に就任した。都立江戸川時代は強力打線を誇っていたが、都立雪谷伝統の機動力野球と融合させ、ニュー都立雪谷で混戦の東東京大会で優勝を目指す。

(文=大島 裕史)