都立深川が20安打15得点で8回コールド勝ち!

 都立深川打線が上位下位まで切れ目のない打線で試合を決めた。

 まず2回表、一死一、三塁から8番浅田の適時打で1点を先制。さらに9番雨宮の場面で、一死一、三塁からディレードスチールを絡め、三塁走者が生還し、2点目を入れる。

 さらに4回表にも都立深川は1番古川隼人(2年)の適時打で1点を追加し、3対0と点差を広げる。

 都立駒場は試合の流れを変えようと、5回表から背番号1の稲垣 海吾(3年)が登板。稲垣は178センチ63キロと細身だが、力のあるストレートを投げ込む右の本格派。ステップ幅が狭く、やや突っ込みがちのフォームなのが気になるが、角度あるストレートは常時130キロ前半(最速133キロ)を計測。ストレートとスライダーのコンビネーションでこの回を無失点に抑えると、5回裏、都立駒場打線が爆発。

 無死から9番高柳 祐介(3年)の安打、1番植栗のセンター前ポテンヒットで一、二塁のチャンスを作り、その後、一死二、三塁と走者を進め、3番森 拓輝(3年)が左前安打で二塁走者の植栗が俊足を飛ばし本塁へ生還し、2点差に。4番が死球を受けたところで投手交代。都立深川はセンターを守っていた塚田健太朗(1年)がマウンドに登る。しかし塚田も勢いを止めることができず、5番佐藤夏彦(3年)の安打でチャンスを作り。6番水島 直也(2年)の2点適時打で勝ち越しに成功する。

 しかし6回表の都立深川の攻撃で、二死満塁から振り逃げとなった投球が後ろへ転がり、三塁走者だけでなく二塁走者も生還し、逆転に成功する。6回裏、都立駒場がすぐさま追いついたが、7回表、都立深川は一死二、三塁のチャンスを作り、2番高橋の中前適時打で勝ち越し。3番勝又の適時打で7対5と突き放したところで都立駒場の2番手・稲垣が降板。3番手・上村 悠斗(3年)が登板するが、火が付いた都立深川打線を止めることができなかった。

 4番細井の適時二塁打、5番高柳の左前適時打、6番黒金 崇史(3年)の適時二塁打で10対5と5点差に。さらに8番浅田のスクイズで11点目を奪った。

さらに8回表、都立深川は4点を入れ、計20安打で15得点で都立駒場を圧倒。8回コールド勝ちで、都立深川が3回戦進出を決めた。

 自慢の打線が爆発した都立深川。今後も打ち勝つ野球で勝ち進んでいきたい。

 一方、都立駒場は1番で俊足巧打のセンター・植栗、エース・稲垣など能力の高い選手はいるものの、持ち味を発揮することができなかった。

 (レポート=河嶋 宗一