国士舘 サウスポー3人衆のリレーで二松学舎大附打線を抑え、ベスト8!


6回無失点の好投を見せた草薙(国士舘)

 昨秋都大会4強国士舘昨夏東東京優勝二松学舎大附の一戦。強豪校同士の一戦は国士舘が試合の主導権を握った。

 1回表、国士舘は二死一塁から4番門間 大樹(3年)が今大会2本目となる2ランホームランをレフトスタンドに放ち、2点を先制する。国士舘の永田監督は「この一発は大きかったです。だんだん調子を上げてきていいですね」と4番の一発を評価した。そして2回表も7番赤川 輝(3年)、8番冨田 洋佑(2年)の連打で無死一、二塁のチャンスを作り、9番草薙 柊太(3年)が犠打で送り、1番石田の内野ゴロの間に1点を追加する。

 国士舘の先発は草薙 柊太。草薙は石井 崚太(3年)、井田 尚吾(3年)とともに注目されるサウスポー3人衆の1人。草薙はこれまでリリーフでの登板が多かったが、この試合が公式戦初の先発登板となった。

 草薙は最速147キロを誇る速球派左腕だが、国士舘バッテリーは二松学舎大附打線が速球をとらえる確率が高いとみて、今春から習得したチェンジアップを軸に投球を組み立てる。

 草薙の100キロ前後のチェンジアップはまるでスローカーブのような変化を描く。序盤はこのチェンジアップを巧みに使い、追い込んでから直球で押す投球で、二松学舎大附の各打者のタイミングを狂わせた。チェンジアップも良かったが、常時130キロ後半(最速138キロ)の速球が手元でしっかりと伸びており、0を並べた。草薙は6回を投げて、69球、被安打2、3奪三振、四死球1、無失点に抑える好投を見せた。永田監督は「今日は左の3人は全員投げさせるつもりで準備していて、草薙は3回まで持てばいいかなと思っていましたが、内容がよかったので、6回まで投げさせました」と想像以上の投球を見せた草薙の内容を評価。草薙も「春から練習していたチェンジアップがうまく決まってよかった」と笑顔を見せた。