小刻みに得点を重ねた日大鶴ヶ丘、完封で7回コールドゲーム

都立東大和南・渡邉 延暁君

 一昨年夏には6年ぶり3度目の甲子園出場を果たしている日大鶴ヶ丘。しかし、昨年の秋季大会は一次ブロック予選で日大三と当たってしまい、1対3で敗れ、この春は一次予選からの出場となった。センバツ出場の関東一に代って、会場校にもなっている。

 京王線井の頭線の永福駅から徒歩10分程度のところに、人工芝のグラウンドがある。学校からも自転車で5分程度の距離である。強豪のアメリカンフットボール部との共用にはなるものの、都心にグラウンドがあるということでも十分に恵まれた環境といえよう。

 中軸を打つと思われていた選手が二人、ケガで欠いているという日大鶴ヶ丘。必ずしも万全ではないという状況ではあるが、投手は5人を入れて、「バラエティーには富んでいると思いますよ」と萩生田 博美監督。そんな投手陣から、背番号1をつけた山崎君が先発した。タテのスライダーを武器とした右上手投げだ。

 対する都立東大和南は、左腕・渡邉君で、スリークォーター気味の腕の出方だが、時にズバッと打者の内側をついてくる投球は度胸の良さを感じさせた。

 日大鶴ヶ丘は初回、内野安打の金井君をバントで進めると、二死三塁から4番の羽根君が右へ鋭く運んで二塁打して先制。さらに、2回にも6番・常深(つねみ)君が左前打で出ると、岩本君のバントが安打となりチャンスが広がる。二死二、三塁となったところで、金井君が三遊間を破って2者を迎え入れた。