1点を争う接戦!ピンチの後のチャンスをモノにした明大中野が逆転勝利!

 第1試合と第2試合での試合の熱も加わり、さらに暑さが増す神宮球場。1日の暑さがピークに達する13時44分に始まった明大中野vs都立城東の一戦。

 先手を取ったのは都立城東。初回は明大中野の先発・川西 雄大に抑えこまれていたが、2回表に、明大中野に2つの守備のミスが相次ぎ、一死一、三塁の場面で7番・栗原 大樹の打席を迎える。栗原の打った打球を本塁に送球するもセーフとなり野選が記録されるとともに1点が都立城東が入る。なおも続くチャンスだが、明大中野・川西が三塁と本塁での挟殺と三振に斬って取りピンチを脱する。

 しかし明大中野も負けじとその裏、7番・今関 凌雅の右翼手頭上を越える3塁打ですぐさま同点に追いつく。同点打を放った今関は、塁上でガッツポーズをし、それに対し応援スタンドも大いに盛り上がる。しかし、都立城東の先発・佐藤 諒も後続を三ゴロに打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

 2回以降、互いにスコアボードに「0」を並べていく。どちらも一歩も譲らない姿勢がひしひしと伝わり、夏の暑さ以上に熱い試合を展開する両チーム。

 試合のターニングポイントとなったのは、6回の都立城東の攻撃。
無死から1番・野村 鉄馬がストレートの四球で出塁すると、一死後に3番・内藤 健が左中間へ安打を放つ。4番・永田 輝真も右前安打で続き一死満塁のチャンスを作る。勝ち越しの好機に5番・木曽 太賀を打席に迎える。ここで、明大中野の先発・川西が気迫の投球を披露し、木曽を併殺に打って取る。

 ここから流れが明大中野に徐々に傾き始める。
7回裏の明大中野の攻撃で、先頭の5番・市山 航基が右前へ2塁打を放つ。ここで6番・近藤 大稀が慎重に犠打で送り、打席に向かうのは先制打を放った7番・今関。今関の打った打球を中堅手が捕球するも、タッチアップで市山が生還し明大中野が7回にして勝ち越し点を得る。

 8回にも、二死から2番・森 建人が内野安打で出塁し3番・大内 拓磨が右翼線に2塁打を放ち1点を追加。4番・小林篤も二塁手の頭上を越える安打でもう1点。
翌9回表の都立城東の攻撃を0に抑え明大中野がベスト8進出を決めた。

 明大中野は、2回と6回にピンチを抑えた後にすぐさま反撃をすることができていた。正に、ピンチの後にチャンスを迎えた形で反撃に成功した明大中野が次戦に駒を進める。

 勝利した明大中野は、7月23日に明治神宮野球場で本日の第1試合で勝利した関東一との対戦が決まった。

(文=佐藤 友美)

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